アイアムアヒーロー (5) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.99
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本棚登録 : 1437
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835345

作品紹介・あらすじ

終末の叫びが響き渡る――衝撃展開巻!!

「多臓器不全及び反社会性人格障害」。
政府によりそう定義された「奴ら」が跋扈する中、それに現実感を抱けず右往左往する人間たち……

そんな状況の中、いよいよ樹海から抜け出した英雄と比呂美は、感染のパニックに陥る群衆の中へ!!
錯綜する情報、見えない全貌、振り払えない恐怖……
果たして人々を導く「ヒーロー」は現れるのか!?
その時、英雄は!?

そして遂に、事態は思いも寄らない方向へ急転する――!!

【編集担当からのおすすめ情報】
各紙誌で話題騒然!
異才・花沢健吾による極私的サバイバルパニックホラー、最新刊が遂に発売します。

現代日本に、「奴ら」が現れたら…人々はどう動き、何を感じるのか?
ストーリー展開のみならず、花沢氏が活写するキャラクターのやりとりに是非注目し、「もし自分だったら…」と想像して頂きたい(せざるを得ない!)作品です。

更に本巻では、驚愕の展開が待ち受けています。
英雄と一緒に、息を飲んで物語に翻弄されてください!

感想・レビュー・書評

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  • 「多臓器不全及び反社会性人格障害」。政府によりそう定義された「奴ら」が跋扈する中、それに現実感を抱けず右往左往する人間たち…。そんな状況の中、いよいよ樹海から抜け出した英雄と比呂美は、感染のパニックに陥る群衆の中へ!!(Amazon紹介より)

  • 富士山の五合目まで行けばウイルス感染しないという情報をもとに、人の波に紛れる英雄と比呂美。
    群集は神社で感染者が発生してパニックに陥る。
    英雄と比呂美は、カメラマンの荒木に助けられ、車で五合目にたどり着く。
    ネットでこの状態を予言した来栖とは何者なのか。
    感染は大阪にも広がる。ネットではゾンビのことをZQNと呼ぶ。
    感染はいたるところに広がり、ついに比呂美も発症する。

  • おおー、そうきたかー。
    好きだったキャラだけにちょっと残念だが、ストーリーの広がりという点ではかなり期待できる展開。

  • 仕組みは、バイオハザードな訳だが、それを日本で日常にあわせた感じ、さて今後何処に行くのだろうか?

    2012.11.22
    TSUTAYAコミックレンタル

  • 世界がこんなパニック状態に陥っても、やっぱリアルには、このような、ニチャン的なダメダメな感じになるんだろうな。
    情けない感じだが。

    実際、良くも悪くも、今は平和ボケした時代なんだと思う。
    だからといって、サバイバルに強い人間が正しいというのではなく、人間は、その時代に合わせたライフスタイルをとるのが正しいのだとも思う。
    適応能力、って感じかな。

    だから、この漫画の場合、
    世界パニックが起こる前までは、平和ボケで楽しく生きてりゃOK、
    パニック発生後は、どうすれば生き延びられるのか?を真剣に考えて、先を見越して動く、というのが正しい生き方。
    そんなように思う。

    この漫画を読んでいると、
    とっくに法に縛られてる場合じゃない状況に陥っているにも関わらず、
    真面目に、店主のいない店にお金を置いていったりするような場面が滑稽だと思う。
    だけど、ルールに縛られて生きてきた人間は、状況が変わっても、しばらくは、今までどうりの行動をとってしまうんだろうな。
    体にしみついたルールは、簡単には変えられないもんだよね。クセみたいなもんで。

    それにしても、この先も、こんなパニック状態が続く感じなのか?
    まだ、最終巻発売されてないのか?
    最終回がまだないのだと思うと、軽い絶望感を感じる。
    どうなっちゃうんだろーーー!
    気になるーーー!

  • なんだか最後が切ないよ……。
    好きだったんだけどな…。

  • 高いところに登るとゾンビのウィルスを防げるという噂から皆登山に入る。ということで急に集団シーンになる。そこに足元に赤ちゃんのゾンビが現れたりして混乱する。2ページ一杯に少しずつゾンビが混じってくる絵作りがとてもスリリング。その後は2チャンネル風掲示板で状況を語っていく。これも新しいスタイル。なかなかハイレベルな内容です。

  • 予想を裏切る展開で、また目が離せなくなった。

    どうでもいいが、55話の扉絵が非常に魅力的だ。完全にトレースだけど、手描き感が結構あって、大友克洋の描く建物のようだった。

  • 作画ほんと素晴らしいなー

  • 何度も言うけど、情報量!!

    群衆怖い。
    都会怖い。

    55話、56話、57話の見せ方やばい。
    花沢健吾怖い←語彙力

  • ワンセグテレビで情報を得られるのは、何も無いより良いが
    得られるのは結局官邸もテレビ局もやばそう、であって
    安心材料は得られないのが気持ち的にしんどいところ。

    富士山の五合目という指針が得られるのは良いけれど
    真実かどうかは危うい。
    こんな時でもまだ呑気で、善意から助けてくれる人もいるし
    でもそんな人も感染してしまうという容赦無さも
    花沢節だ。
    誰が感染しているか分からない中で、知らない人と団体行動をするのは危険すぎる。
    人がいると安心する、という英雄の発言がフラグでもある。

    赤ちゃんが感染するのはかなりグロい描写。
    しかしどうして感染したのだろうか。噛まれたというより
    母親が感染していて、唾液や母乳等での感染なのか。

    新しい仲間が増え、そして比呂美の感染という衝撃。
    綱渡りのような状況が続く。

  • どうしても震災後の視点で見てしまうわけだが、災害時(まあこれは自然災害とはちょっと違うけど)にここまで周囲に無関心というか、自分は安全圏にいると思って過ごす人々、という社会の描き方は、やっぱちょっと盛りすぎというか、さすがにちょっとカリカチュアライズしすぎではないか、とか。作品のテーマ的に、この描き方で正解だとは思うんだけど、やはり現実の状況と比べてしまう自分がいる(震災後に描かれた作品でない以上、それは間違った鑑賞態度だ)。この先のどう描くのか、難しいだろうなあと思う。

    それはともかくとして、今作での一番の急展開→場面転換して混乱する社会をしばらく描く→主人公達の描写に戻ると、すでに事態は終了している、という処理の仕方は良かった。いわゆる「悲しみ」イベントをさらっと流したりジャンプすることでカタルシスへ逃げ込まず、宙ぶらりんのまま緊張感と不安感を持続させるというこのやり方は優れている。

  • もう、ヤバいですよ。
    怖いですよ。
    どうなっちゃうんですか?

  • コミック

  • 英雄くんのおかげ。頼りないヒーローだけど。

  • クルスの下に集まれ

  • 日常生活送れねーわw

  • 富士山の5合目に行けば安心?
    デマ?

    そんなかゾンビ襲撃!
    パニックパニック!
    で、
    逃げる「英雄」と「比呂美」ちゃん!

    カメラマンの「荒木」さんに拾われて5合目に!
    つか、
    日本はおわた?

    「来栖」の動画を見せてもらう。
    関係あるのか?
    つか、
    「比呂美」ちゃん感染してないか?
    で、
    大阪に舞台は移ってネットの書き込み!
    日本中がパニックだね!

    再び「英雄」と「荒木」さん。
    でも、
    「比呂美」ちゃんの姿がない?
    どうなったので6巻へ続くのです!

    日本はダメか?
    つか、
    世界はどうなっているだろう?

  • 目指せ五合目。そしてエンデミック(地域流行)からエピデミック(流行)へ。

  • 気持ち悪く、怖い、ゾッとする。

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