ダブル・フェイス 24 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.13
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本棚登録 : 107
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091838353

作品紹介・あらすじ

愛と憎悪が交錯するサスペンス、完結!

ことの起こりは13年前。
銀行員として米国に駐在中の北大路冬彦は、上司の柳原に巨額横領事件の罪をなすりつけられ収監されてしまう。
収容されたシェラネバダ刑務所で人生を終えるかと思われた北大路は、ある男の力を借りて脱獄に成功。そして脱獄の手引きをした"クロブチ機関"なる組織の一員、春居筆美として日本に帰国。法で裁けぬ悪党を成敗する、危険な仕事に従事することとなる。
一方、北大路(=春居)を陥れた柳原は悪事を重ね、与党の大物代議士になっていた。しかも、北大路の愛する妻と息子をたぶらかし、自らの陣営に引き入れて……!!
妻と子のため、日本のため、自らの怨みを晴らすため、柳原を倒す決意を固める北大路(=春居)。
だが柳原もまた、自らの罪を知る北大路を亡き者にしようと策を張り巡らせていた。
そしてついに、対決の時!!
生き残るのは……最後に笑うのは……誰だ!?

通常の単行本より40パーセント以上もページ増!
しかも雑誌掲載時よりおよそ20ページも描き足し、物語にさらなる奥行きと厚みを持たせました。
誰も読んでいない『ダブル・フェイス』をお楽しみください!!

【編集担当からのおすすめ情報】
8年を超える連載も、この第24集で完結します。
そこで愛読者の方への感謝の意を込めて、著者・細野不二彦氏の直筆筆サイン入りポスターのプレゼント企画を実施いたします!
単行本に巻かれている帯のチェックをお忘れなく!!

感想・レビュー・書評

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  • ついに完結。最終巻は色々詰め込まれて、息もつかせぬどんでん返しの展開。ラストはまあ、これでよかったのかもね・・・と思わせてくれたかな。

  • 素晴らしい終わり方でした。

  • 久々に一気読み。

  • 謎のマジシャンが徐々にその人格を露わにし、安全圏から表舞台へ出て来ざるを得なくなっていくところが、マジックのネタばれのようでドキドキした。
    さまざまな家族の関係が描かれてきたけれど、主人公の元家族が出てくるとは思わなかった。とくに息子との関係は。

    結局、最後に春居の味方になったのが同じ組織の仲間ではなくマジシャン達だったというのも・・・おもしろい。

    絶望した春居が手にナイフを刺そうとしたところが、死を選択するよりも辛いことだったのだと分かる。やはりあなどれない小泉じゅん。やったね!
    たまたまかもしれないが、二人の重要なシーンはいつも海である。
    溺れる小泉じゅんを助ける春居(見開きで海の中)、
    孤独な戦いを始めようとする春居の前に現れる小泉じゅん(背景イメージ海、やはり見開き)、
    そして崖の二人(背景海)。

    『正義とはなんだ』終始一貫してこのテーマだったと思う。柳原もだれかにとっては正義だったろう。

    冬(彦)から春(居)へ。
    生まれ変わった主人公は新天地へ。

    とりとめない感想になってしまった。とてもおもしろかった。

  • マジックは現代の必須教養。たとえ自分では出来なくとも。
    前半と後半では別の作品かと思うほどの構成の違い。
    作中の犯罪は現実で、正義の味方が存在しないとなると、読後感は必定、性悪説の憂鬱なものにならざるを得ない。
    そこを飲み込めれば読み応えは充分。

  • 色々と考えさせられると言ったら大げさかもしれないけれど・・・・うん、面白かった。それにしても、グロすぎ。じゅんちゃんとお幸せに。

  • 無事うまいこと終わらせました。さすがに元の鞘に収まることはありませんでしたが、復讐も果たせたしめでたし。

  • やっと終了した。終盤のぐだぐだ展開はいらなかったなあ。
    まあ、小泉嬢が幸せそうなのが救いだね〜

  • どこを追加したのか連載でちゃんと読んでないけど、良いエンディング良い完結でした。巨悪との対決、過去との決別、未来への…日本一騙されやすい女に祝福を。

  • 完結

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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