- Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091848093
作品紹介・あらすじ
酔いどれ探偵のミステリー漫画、堂々完結!
東京・向島の華やかな花柳界を舞台に繰り広げられる、本格ミステリー漫画の”お座敷”が、惜しまれつつ、これにてお開き・・・
時代は昭和初期。酒を飲んでは客に悪態をつくなど素行は悪いが、実は天才的な頭脳を持つ幇間の舎六と、日本橋の大店「和田宗」の次男坊・宗次郎の”迷”コンビが、次々に起こる難事件を解決していく人気シリーズの最終巻です。
この第3集では、舎六の知られざる生い立ちから、両親の非業の死、「和田宗」との因縁まで、今まで描かれていなかった舎六についての「謎」が解き明かされています。実は、舎六と宗次郎の「不思議な関係」こそが、この物語の「最大の謎」だったことも明らかに・・・!? この「最大の謎」が解けたとき、舎六と宗次郎は一体どうなってしまうのか・・・二人の最後の活躍ぶりを、是非その目に焼き付けてください!!
【編集担当からのおすすめ情報】
まずは、作画担当の青木 朋氏が描く、花街特有の妖しい雰囲気と、舞妓・芸妓らが纏う艶やかな着物の美しさに惹き付けられます。そして、最終巻で明らかになる、舎六と宗次郎との知られざる因縁・・・原作担当・上 季一郎氏の鬼気迫るストーリー展開に、頁をめくる手がもどかしく感じられるほどです。
既刊の第1集、第2集も是非手に入れていただき、大正ロマンの香りが残る昭和初期の花街の雰囲気を、とくとご堪能ください!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
完結。
これ、原作の方が亡くなったために終わったのかな。
その割りには、いい感じのところで完結しています。
しゃろくさんが、若とひっついていた理由もわかりました。
まぁ、おねえさん夫婦に、全部いいところもっていかれた感じはありますが、楽しかったです。
この夫婦、好きです。 -
ええ~、もう完結なんですね(@@;。
定番のライバルキャラクターが登場し、
舎六の過去や若旦那との因縁が明らかにされ、
作品世界がぐぐっと展開する最終巻。
いいキャラクター、心地よい世界だったなぁ。
舎六自身の「幸せ」も見てみたかったです。
原作者の方、亡くなられたのですね。
いい作品をありがとうございました。
どうぞ、安らかにおやすみください(´・ω・`)。 -
これにて終幕。
3巻目はこれまで気になっていた、謎解きの肝の部分が現代の知識なのでは?というような部分は特になく。
しゃろくの過去の話が綺麗に終わっていたので、これで終わりというのをすんなりと受け入れていたのですが、最後の最後の原作者の訃報にびっくり。
この巻から出てきたしゃろくの後輩でもありライバルでもあるもう一人の幇間との対決も、もしかしたら見られていたかも知れないと思うと残念です。
この時代って漫画ではあまり見ないので、いろんなものが絵で見られるというのも貴重だったし。もちろん描くのは漫画家さんですが、ちゃんと監修もしてらしたんだろうなぁ。
ご冥福をお祈りします。 -
もっといろいろな話ができたような気がするが、これで終刊。原作者がお亡くなりになったということもあるのか。
でも、これ以上は舞台が戦時中になってくるので、やりにくかったかな・・・? -
201301/もっと読みたかったので残念…
-
面白かった。原作の方が亡くなったとか。ご冥福をお祈りします。
-
とてもおもしろかったので、終わってしまってとても残念…
ご冥福をお祈りします -
昼行灯な若旦那と飲んだくれ幇間のでこぼこ探偵ものの3巻め。
さて今回はどんなことをやらかしてくれるやら、と思いつつ本を手に取り、帯の「終幕」の文字にちょっとびっくり。
で、最終ページのお知らせにさらにびっくり。
今巻から絡んできた、二枚目幇間との腹の探り合い的な駆け引きもまだ続きそうだったのになぁ。
原作者のご冥福をお祈り致します。 -
『これにて、終幕』の帯の文字に「えっ・・・ウソ!?」と思って手に取った。。。
原作者の方が御存命ならば、まだまだ続きがあったのでは・・・と思うと残念です。
こころより御冥福をお祈りいたします。