犬・犬・犬(ドッグドッグドッグ): 半端もの (4) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091860248

作品紹介・あらすじ

▼第27話/ドリーマー▼第28話/ソリスト▼第29話/ナイトデート▼第30話/ラブソング▼第31話/グッドバイ▼第32話/ヤングマン▼第33話/タレント▼第34話/フェアリー・テール▼第35話/ラブ・コール▼第36話/ドリーム▼第37話/ヒストリー●主な登場人物/マヒケン(本名・伊達賢。感情がマヒした賢、“マヒケン”と呼ばれ、ヤクザにも嫌われている)、宮下道男(マヒケンが勤める工場の同僚。本業は食えない画家)●あらすじ/マヒケンに連れられ、天羽組の事務所に乗り込んでしまった鳥井。だが組長は意外にも鳥井を気に入り、組にスカウトする。呆然と立ち尽くしていた鳥井は、自分をチビ呼ばわりした組員を殴り倒す。彼の性格を見抜いた組長は、ヤクザとして培った自らの思想を語り始め…!?(第1話)▼この巻の特徴/鳥井の欲望を果たすため、マヒケンの行動は次第にエスカレートしていく。そして、新たな犯罪を…!! 一方、マヒケンの留守中に道男と佐和子が急接近。うちとけた道男は、天才と称された芸大生時代を語り始める…。もつれ合い、絡み合う「犬」たちの新しい関係を描く第4集。●その他の登場人物/佐和子(雄琴の高級ソープ「エヴァ」のNo.1。マヒケンの愛人)、鳥井(マヒケンの同僚。チビだが強気な不良少年)

感想・レビュー・書評

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  • 生まれながらに人間性と言うものが欠落してる事に因って非情な人間として描かれる人物を読むと、どうしても彼がどうしてこう言う人間なのか、と言う事を理屈で理解したくて悶々と考えてしまう。痛いと感じるのは、彼の周辺の人間が破滅へ向かって行く様が読者の自分には見えてしまうからだろうなぁ。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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