- Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091873927
作品紹介・あらすじ
▼第1話/有罪か無罪か?(ギルティ・オア・ノットギルティ)▼第2話/生キタ、カイタ▼第3話/終着駅▼第4話/銀の匙(さじ)▼第5話/フジタ窮迫(きゅうはく)す!▼第6話/呪われた左腕▼第7話/"かませ犬"▼第8話/ベールの向こうのサラ▼第9話/虎口▼第10話/駱駝の王国▼第11話/宝の鍵▼第12話/香水と三人の賢人(マギ)▼第13話/最後の審判●主な登場人物/藤田玲司(ニューヨーク・メトロポリタン美術館の元学芸員で、贋作を扱う画廊「ギャラリーフェイク」のオーナー。美術界の表と裏に精通している)、サラ(フジタのアシスタント。フジタに好意を持っている。実家はアラブの大富豪)●あらすじ/国立瑞宝美術館の依頼で絵画を修復したものの、一向に代金が支払われないため取り立てに向かったフジタ。だが応対した若い館員達は、館が独立行政法人になってから集客イベントが重視される反面、地味な部門には予算が回らなくなったと逆に不満を漏らしてきた。さらに彼らは、新館長が収蔵作品の横流しを企んでいると訴え、フジタにリアトリビューション(真贋鑑定)を頼むのだが…(第1話)。●本巻の特徴/第5話から最終話までは、"逃亡者"となったフジタを描く長編シリーズ。ある日、客から預かった絵のキャンバスの下から盗品のルノアールが発見され、フジタが盗品売買でテロ組織に資金を提供しているとの疑惑がかけられた。自分をはめた黒幕を捜すため、秘密裏に出国したフジタだが…!?
感想・レビュー・書評
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おすすめの漫画。美術品に関するうんちくも面白いが、それ以上に美術品を巡って展開されるストーリーが秀逸。登場人物も魅力的である。
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もう読了したのは6年も前だけど、好きなエピソードはなに?と訊かれたらスラスラ出てくる、そんな漫画。1話完結もの。設定は手塚治虫の『ブラック・ジャック』へのオマージュ作品でしょう。
初版に帯が付いたもののうち、最終巻の帯だけ持っていない。哀しきかな。
ジッポーライター批判や、ブレゲのマリーアントワネット懐中時計の復元などは特に記憶に残ってますね。
画風が変わったり展開ワンパターンな時もあったけれど、ラスト、サラを抱きしめるシーンはなんだかんだで感動。こうなって良かった!感がすごい。 -
芸術界のブラックジャック!あの優しさが素敵!どこから読んでもいいですね。 必読書!
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細野不二彦氏自体が最近少し絵が雑になっている気がします。・・・いや、そんな作風になった、と考えるべきなんでんしょうか。20巻過ぎたあたりから、なんか画面が荒くなったなあ、と。
物語自体は大好きです、いや〜勉強になったなあ。美術に(といっても幅広いですが)興味がある人は一読アレ。荒唐無稽ではあるけれども、ほほ〜・・と知識も増えていきます。キャラクターも魅力的、カニとパチンコ大好きな藤田とアラブ人のサラちゃんのコンビが微笑ましいな。 -
おもしろくてDVD買ってしまおうかと思った
フジタとサラは早く幸せになってください
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この漫画完結するの寂しいな。
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美術入門としてはかなりいいのではないかと。
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30巻だけない(なぜ?)
後半イマイチ。 -
面白いんだよな〜
額縁のどこに入ってるんだろ。 -
完結したよー。
幻のモナリザやサラのことなんかをするっとまとめたよい最終話だった。
こういう数話で1つの話が終わる蘊蓄ものはさらっと読めていいです。