- Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091895486
作品紹介・あらすじ
美しい13歳の義妹、全て失った30歳の男
突然ともに暮らすことになった血の繋がらない義妹・初穂のあやうい輝きに、翻弄される一(はじめ)。初穂の実母の通夜の夜、同級生・奥野にキスをされる場面を目撃した一(はじめ)は、奥野を激しく殴ってしまう。一方、取り乱す一(はじめ)を目の当たりにした初穂は、頑なだった彼への態度を一変させ…?守りたいという想いと、手に入れたいという衝動の間で揺らぐ一(はじめ)。一(はじめ)への好意を隠さない初穂。そして好意から一転、悪意を募らせる奥野はふたりを追いつめ―――全3巻連続刊行、加速する第2集!
【編集担当からのおすすめ情報】
自分の気持ちに戸惑う30歳の一(はじめ)と、彼への好意をぶつけていく13歳の初穂。大人と子供、兄と義妹、男と女。言い難いふたりの関係は急速に深まっていきます。寡作ながら『甘い水』『すみれの花咲く頃』(ともに講談社)など圧倒的筆力で名作を生み出す松本剛氏、7年振りの新作!第2集のオビには漫画家・東村アキコ氏の推薦コメント&イラストを予定。10月には完結第3集が刊行!
感想・レビュー・書評
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松本剛氏の作品『ロッタレイン』の2巻を読了。
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居場所の無い(と本人は思ってる)初穂が誰を味方につけるか?というだけの話なら翻弄される一を面白がるだけですむんだけど……。
登場する人誰もがしんどくて、静かに壊れていく様が痛々しい。
美しくて危ない -
初穂に魅了されることこの上なし!自分のしたいようにと思う時、それによって壊れてしまう何かに怯える-- 人間なんて、みんなちょっとずつおかしい。