蒼の封印 (1) (小学館文庫 しA 23)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091911230

作品紹介・あらすじ

人の命を食って生きる鬼の女王の闇伝説。

少女が目覚めたその朝、伝説の扉は開かれた。美貌の転校生・桐生蒼子。だが、転校先の高校には、信じられない異変と殺意が待っていた。彼女は美しき鬼、東家の蒼龍。篠原千絵が描く戦慄の闇伝説。

感想・レビュー・書評

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  • 25年前の漫画。懐かしく読み返しました。篠原千絵さんやっぱり惹きつけてくれて最高です。

  • 引越しの荷物整理で、捨てたと思っていた本シリーズを発掘。
    あらためて、読み直してみる。

    1巻は、覚えていたなー。
    突然、自分が自分ではなかった。と、言われたら、大混乱に陥る。
    ついでに、「鬼」だと言われ、殺されそうになるのだから、たまったものではない。

    篠原さんは、異界のものを描くのが上手いなー。。
    ベランダに飛び移ったり、屋根を跳んだりしているシーンを見ると、「闇のパープルアイ」「海の闇、月の影」を思い出した。

  • 7巻読了。
    篠原さんの漫画は怖くてドキドキ♡
    最後までノンストップで読みたくなる感じ!!
    鬼と人間の戦い。
    大好きな漫画の1つ。

  • 7巻読了。途中どうなることかと思ったが、すべての伏線がつながり丸く収まったのはさすが。で終わってみれば、彬より誰より、高雄の愛が一番高い次元にあった。高雄カッコイイよ高雄…。

  • (以下、全巻通してのレビューです)

    主人公の蒼子は、ある日突然自分が鬼であるという現実を突きつけられる。
    鬼は人間の生気を食らって生きるため、それまでの普通の女子高校生活から一変して、鬼を狩る人間の一族に追われる羽目になった蒼子。
    人を襲いたくはない、けれど生気を奪わないと生きていけないという葛藤に苦しむ蒼子だが、事態は個人の意志を越えて鬼と人間という種族間の争いに発展していく。
    そんな中、鬼を狩る一族「西家の白虎」の若き長である彬と次第に惹かれあうようになった蒼子は、鬼と人が共存できる道を模索するが……

    ***

    初めて読んだのは中学生の時でした。
    『闇のパープルアイ』に引き続き友達に借りたんですが、当時、その設定の斬新さに驚いたものです。女の子がいきなり鬼に!?っていう。
    いやー、篠原さんの話はスピード感があってスリルもあって、そこに感情表現が巧みに織り込まれていて、本当に読んでいて退屈しません。

    この『蒼の封印』は、それまでの篠原さんの作品に比べたら結構ホラーテイストは薄まっていたかな。他作品よりも恋愛色が強かった印象です。
    なので、怖い話が苦手な方でも読み易いと思います(とは言ってもそれなりにぞっとする部分もありますが)。

    ちなみに、私は彬は好きじゃありませんでした。断然高雄派です。

  • 『闇のパープルアイ』の篠原千絵作。
    鬼と人間の争いの話。日本版ロミオとジュリエット?。


    “少女が目覚めたその朝、伝説の扉は開かれた。美貌の転校生・桐生蒼子。だが転校先の高校には、信じられない異変と殺意が待っていた。手の中に消える命がもたらす恍惚、殺意によって解かれた封印、鬼火とともに時を超え、遠い記憶がやってくる。彼女は美しき鬼、東家の蒼龍。人の命を食らって生きる、太古の支配者・鬼の女王。篠原千絵が描く戦慄の闇伝説。”―裏表紙より。


    この方の作品、正直、絵柄はあまり好みではないんだけど、『闇のパープルアイ』とか『天は赤い河のほとり』とか、設定やストーリーが面白い。本作は、四神や五行が取り入れられてるのも興味深い(東=青龍/南=朱雀、夏/西=白虎/北=玄武)。 

    話の展開とかラストは、思いっきり少女漫画なんだけど、環境問題や五行説、鬼無里の伝承とかにも触れた、壮大なストーリーは、充分読み応えがありました。
    なんか、似た設定の話を読んだことあったなぁ…と思ったら、小林博美の『緋のエンブレム』にちょっと似てる(こっちの方が先か?)。

  • レンタルで全7巻読了。

    『闇のパープル・アイ』 みたいな感じかなと思って借りてみた。
    篠原千絵さんのファンタジーっぽいサスペンスは怖いw
    なんかこう・・・人間の嫉妬、愛憎、人外の生物への迫害とか
    そういう感情面の描写がエグくていっそうコワイ(笑)

    ストーリーはかなり王道路線だと思う。
    こうなってほしいという方向に素直に行ってくれるというかw
    安定感? 安心感?
    んでやっぱり主軸がラブロマンスなのは少女漫画だなあ、と。
    多少のご都合主義はあれど、ストーリーに違和感を覚えさせる
    こともなく最後まで一気に読めます。
    1巻だけ読んだ段階ではうーんどうかなあ・・・?と思ったけど、
    読み進めていくと最後は綺麗にオチていて面白かったです。

    でも冷静に見てみると、ラストカットwww (;・∀・) ←

  • 全巻読了。

  • 実家で一気読みその一。
    少女的胸キュン要素が満載で、何度読んでも良い。でも、男性にはまったくオススメしない。そんな本。
    篠原千絵は最高!

  • 鬼とそれに対抗する一族の話。ある意味ロミオとジュリエット。たかお派だからラストはちょっとさみしかった。

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原千絵の作品

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