ねじ式 (1) (小学館文庫 つA 1)

著者 :
  • 小学館 (1994年12月14日発売)
3.76
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本棚登録 : 1410
感想 : 161
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920218

感想・レビュー・書評

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  • つげ義春氏の『ねじ式(1995)』を読了。

  • ずいぶん前から知っていて、ずっと気になっていたのですが、ようやく読むことができました。
    今までに読んだことのないマンガでした。
    支離滅裂なようで、すごく意味がありそうな作品ばかりです。エログロナンセンスという感じでも、絵はエロチックではないんですよね。
    でも、精神的な不健全さが満載で、クセになります。

  • 読み終わって三日後くらいになんだったんだろうあの漫画と悩ましい気分にさせる作品達。

  • 初めて読んだ時は正直よくわからないなーという感想で終わっていたけど、周期的に手にとってはその不思議な魅力に感動するようになった。

  • 有名なねじ式がいまひとつピンと来なかったが、他の作品が独特の世界で引き込まれる。しばらくつげ義春にハマりそう。

  • 本当に読んだのは「ねじ式・紅い花」だけど…。一編一編読んだあとに心にぽっかり穴が空く感じ。で、考え始めるとダムみたいにぐるぐるそのなかへ渦巻いていく。よくわからなくて抜け出したいけどどんどんページが繰れてしまう。いままで読んだ中で一番わからなくて妖しい本。

  • 本当に読んだのは「ねじ式・紅い花」だけど…。一編一編読んだあとに心にぽっかり穴が空く感じ。で、考え始めるとダムみたいにぐるぐるそのなかへ渦巻いていく。よくわからなくて抜け出したいけどどんどんページが繰れてしまう。いままで読んだ中で一番わからなくて妖しい本。

  • 「ねじ式」「山椒魚」「噂の武士」「ゲンセンカン主人」

  • 顔歪めてんじゃねーよ!映画版も少し粗いがよかった。独特の哀愁と超現実的な幻想世界。このやり方には諸行無常も通じない。忌野清志郎と同じタイプの、小憎らしいアンチクショー。決してイケメンを描かなかった、いや描けなかった、職人気質のシュールレアリスト。

  • 大学のキライな教授がつげ義春ファンということでどうも食指が動かなかったのだけど、
    ある講座でしりあがり寿が話題に出したことで急に読む気が!

    で、刺激された!
    絵がどうとかは知らん。
    短編として!

    たとえば、「山椒魚」。
    どうしてこんな処に棲むようになったのか分からない。
    気がついたら悪臭と汚物によどんだ穴の中にいた。
    環境や食べものがかわると体質まで変化するのであろう。
    俺はいつのまにか俺でなくまったく別のいき物になってしまったのだ。

    うん、私も!

著者プロフィール

つげ 義春(つげ・よしはる):1937年生まれ。漫画家。

「2024年 『つげ義春が語る 旅と隠遁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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