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- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091921628
感想・レビュー・書評
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やっぱり上村一夫はいいなあ。「狂人関係」の時も思ったけど、各話の終わりが、芝居の幕がストンと落ちるように唐突で、でもあらゆる事の切れ目ってそういうものだよねえ、といちいち納得しながら読んだ。本音を言えば、おつる、鶴菊のその後の話ももっと読みたい。ところで、少女の股間に緋牡丹の刺青、というエピソードは別の本でも読んだことがあるので、元ネタがあるのなら知りたい。
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昭和初期の芸者つるの仕込みっ子~芸者時代の話。やっぱ上村先生の絵は素敵だな~
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置屋の仕込っ子つるが芸者へと育っていく過程を描く。人間のおかしさとかなしさと生き強さの軋み合いが無理なく一冊に篭められている。絶妙。文庫に収められていない数篇があるのが残念でならない。
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