F (3) (小学館文庫 ろA 3)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091922137

作品紹介・あらすじ

FJレースで劇的な優勝!

▼第1話/FINAL LAP(最後の一周)▼第2話/FOOLHARDINESS(捨て身の勝負)▼第3話/FATIGUE(骨折り損)▼第4話/FRUSTRATION(欲求不満)▼第5話/FORBIDDEN FRUIT(禁断の果実)▼第6話/FLATTERY(甘い言葉)▼第7話/FRIGIDITY(熱き友情)▼第8話/FLUX(故郷の出来事)▼第9話/FALLING FLOWER(いつのまにか少女は…)▼第10話/FORNICATION(再会)▼第11話/FAVORITE(母の形見)▼第12話/FINANCE(思わぬ手みやげ)▼第13話/FOREMOST(快進撃)▼第14話/FAREWELL(タモツの心)▼第15話/FEUD(やせ我慢)▼第16話/FEAR(動揺)▼第17話/FICKLE(移り気) ●主な登場人物/赤木軍馬(赤木グループ総帥・総一郎と妾の間に生まれた、赤木家の二男。天才的なドライビング・テクニックを持つ)、大石タモツ(軍馬の同級生。天才的なメカニック技術を持つ)、小森純子(軍馬たちが下宿するアパートの大家の姪。レース事故で死んだ元婚約者を思い続けている) ●あらすじ/残り1周となった軍馬のデビュー2戦目。軍馬はトップの聖から1/3周遅れで2番手につけるが、レース前に高飛車な言動でレーサーから総スカンをくらっていたため、周回遅れのマシンに意地悪をされ、なかなか前に行くことができない。苛立つ軍馬は、タモツの「がまん」の言葉を無視して、強引な走りを強行するが…(第2話)。▼他のマシンと接触し、なんとマシンごと宙を浮いたままチェックフラッグを受けた軍馬。直後、軍馬のマシンはコースにたたきつけられ大破。炎に包まれる。全身を消火液で濡らしながら軍馬はマシンから脱出するが、軍馬に死んだ恋人・龍二を重ねる純子は震えが止まらない。かくして軍馬は、デビュー2戦目にして初優勝を飾ったのだが…(第3話)。▼筑波FJ1600選手権Bクラス第5戦。レース3戦目となる軍馬は、今までになく“マシンに乗れている”。体はいつものように熱く燃えているのに、奥の方は妙にシンと静まり返っている。邪心を振り払い、高い集中力で軍馬はレースに挑めているのだ。しかし、そんな軍馬を見て安心したタモツは、「オラがいなくても大丈夫」とつぶやくのだった…(第13話)。▼結局、優勝という最高の形でデビュー3戦目を終えた軍馬。早速祝賀パーティーが開かれるが、そこで軍馬はタモツから、聖のチームに行きたいと告げられる。しかも、その理由は絶対に話せないというのだ!(第14話)

感想・レビュー・書評

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  • おそらく速く走るヤツは、速く走らなきゃならねーだけの理由(わけ)があるのさ。

    一人の人間が自分の人生を生きる為には、才能なんてなんのタシにもならないってことさ。

    森田さんのセリフが深く刺さった。

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