- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091934048
作品紹介・あらすじ
学問ダメ、剣もダメ。おまけに泣き虫で寝小便たれ…後に、この少年が日本を変えた幕末の風雲児・坂本竜馬の青春を描ききった名作、ついに文庫化!
感想・レビュー・書評
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武市塾に集まった面々。しかしその後に生き残ったのは田中顕助ただ一人だという…。
山本琢磨6生き残り、沢辺琢磨となって大正二年まで長寿を全うできた。竜馬の「武士の面子も誇りもくそくらえじゃ…命に勝るものはないきの!!」は印象的。
吉田松陰の最期は涙ですね。辞世の歌「身はたとえ 武蔵の野辺朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この巻は吉田松陰(そして、その師の佐久間象山)の独壇場だなぁ。100年後、200年後の日本のために今の常識を疑い、未来をみる強さ。この思想が後の海援隊メンバーに強く引き継がれてたんだなぁ。はぁ…まさに命尽きても、魂は死なず…だなぁ。
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剣術試合で桂小五郎を倒して優勝する。描写のしかたを見るとほんとにあった話みたいだが。琢磨の偽装打ち首事件なども作り話っぽいけど後で後日談が出てくるのでホントなんだ。虚実がよく分らないですね。
脱藩するまでの話だが、「龍馬伝」と雰囲気が違うとこもあってかえって丁寧な感じもして面白い。相変わらず一冊が長いけど。 -
坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。
漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。