ドラえもん[スネ夫編] (小学館コロコロ文庫 ふ 1-74)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091941343

作品紹介・あらすじ

ちょっとイジワル、ちょっとヒネクレ者。でも、結構かわいいところもあるスネ夫。威張ったり、困ったり、慌てたり、楽しい21作品を厳選。

感想・レビュー・書評

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  • まさかのスネ夫!?とびっくりしました。
    スネ夫編が出ているなんてー!!
    お金持ちでちょっとイジワル、、、だけどそのスネ夫にも秘密が、、、?
    いつもジャイアンと一緒にいるスネ夫だけど裏の顔もバッチリ書いてあります!

  • 楽しかった。
    おもしろかった。
    ちょっと こわかった。

  • 実は子どもらしいよねスネ夫って、解説のスネ夫の声の話がいい。

  • 愛すべき脇役たち。スネ夫自体が物語の動きに関わることはジャイアンほどではない。
    しかし、スネ夫のもつ個性が、時に人間の生活に与えるヒントであったり、そしてそんな人間に向けられる道具のヒントになっている。
    スネ夫の特徴はその生まれに加えて、巧みなことばや如才ない振る舞い方にある。お金持ちであるから、様々な機会や経験に恵まれているし、自分の身に災難が降りかからないように人間関係を構築する力は相当に高い。
    そんなスネ夫がいるからこそ、のび太の夢の実現が一際輝くことになる。お金で日常できること以上のことを、非日常へと飛び立つきっかけの多くはスネ夫の生れに基づいた日常の保証があるからである。スネ夫がいなかったら、ドラえもんのもつ道具の輝きは一気に失せてしまっただろう。そして、スネ夫の如才ない巧みな振る舞いがあるからこそ、それを非日常の力でひっくり返すことができるのだ。
    ドラえもんの道具というのは日常の中にはありえないものであるから、スネ夫の振る舞いを崩すことは決してできない。スネ夫がことばを発するとき、腹の中ではどんな悪態をついているのか、描写なしでは知ることはできない。人間の生活とはすべてこのようにできている。だからこそ、のび太のような人間は泣き寝入りし地団駄を踏むより他ない。そんな時に、そういう固定されたルールをぶち壊すのが、ドラえもんという存在である。そういう意味で、このスネ夫の存在というのは、欠かせない物語の基盤なのである。
    何より、ひかれたのは、肝付氏の解説のことばである。吹き出しからそのひとの声が聞こえてくるというのはなんと声優冥利に尽きる体験だろうか。

  • 僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。

    しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。

  • なぞのヘアスタイル少年。

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