- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092271814
作品紹介・あらすじ
子どもの「なぜ?」に作家が答える人生相談
「元気がないときは、どうしたら良いですか?」
「大人は楽しいですか?」
「努力はムダではありませんか?」
「死のうと思ったことはありますか?」
などなど、子ども素朴な疑問、悩みに55人の作家が好き勝手に答えます。
どれもこれも、考え方は人それぞれ。一つの質問に答えは、必ずしも一つだけではありません。ここでは、何人かの作家の考えをのせています。
大人の真っ正直な言葉を子どもたちに届けます。
答えてくれる作家は、日本を代表する作家たち、あさのあつこ、森絵都、角野栄子、朽木祥、越水利江子、中島京子、森村誠一、吉岡忍、山田真など55人です。
【編集担当からのおすすめ情報】
道徳教育がどのように変わるのか、注目が集まっているこの時期、世の中には様々なものの考え方があることを、子どもたちに伝える本です。
疑問の答えは、必ずしも一つではないことを、子どもたちに伝え、自分で考えて答えを導き出す手がかりになるように作りました。
大人でも、一読の価値のある本です。
感想・レビュー・書評
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「元気がないときは、どうしたらいいのですか?」「好きなことが見つかりません。どうしたら見つかりますか?」等、10歳の子供たちの質問に日本ペンクラブに所属する作家たちが回答したQA集。1つの質問に対して、複数人で回答している構成に惹かれました。
大人でも答えに詰まるような素朴で鋭い質問が揃っています。もし今の自分だったらどう答えるだろう、数年後の自分だったらどう答えているだろう。一つ一つの質問にじっくりと向き合うことは、今の自分と向き合うことに繋がりそうです。
この本を手にした悩める子どもたちの心が、著名人たちの意見を参考にして少しでも軽くなりますように。 -
私も回答者になったつもりで読みました。
自分を見つめなおすいい機会になりました。 -
小学校高学年くらいになってくると、一度は疑問に思ったことがあるかもな質問に、いろんな作家さんなどがそれぞれ思い思いの回答をしてくれていて、面白い。
「大人は楽しいですか?」…うーん…
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ちょっと分量が多めで気合がないと読むのが大変な分量かな。
自分の興味のある項目だけ、その時の気分に合わせて読むと、視野が広がっていいなと思いました!
考え方もいろいろあっていいんだと、納得するにも十分な考えの多様性がいいですね! -
16 メモ
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大人が想像する「子どもの悩み」を大人が回答。
あまり、悩み解決にならないような回答も。