- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784092590885
作品紹介・あらすじ
ドラえもんはいつ生まれたの?のび太はテストで100点とったことあるの?ドラやのび太のほか、ジャイアン、スネ夫、しずちゃんのひみつなど、み〜んなわかっちゃう。「決定版ドラえもん大事典」はじまり、はじまり〜い。
感想・レビュー・書評
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★障害があったら乗り越えればいい流れ去った時間は帰ってこない
★科学は人間の心を豊かにしたが同時に心を貧しくしたのでは
迂闊にも幼児の頃に出会ってからマンガもアニメもすべて見ていたはずなのに、大好きなドラえもんが原子力で動いていただなんてまったく知りませんでした。
たしかに「ドラえもんの胃ぶくろは、原子胃ぶくろ。食べたものは、そこで分解。高性能エネルギー炉に送りこまれ、完全に消化・吸収して、エネルギーにしてしまうのだ」と記されていますが、その「原子ろ」が今年になって無かったことになっているそうです。
どうやら《3・11東日本大震災・福島第一原発事故による水素爆発などによる放射性物質の拡散》の影響で、それに配慮した処置のようですが、純粋ドラえもん好きの人たちからは、インターネット上で「やりすぎだ」とか「過剰反応しすぎではないか」とか「なにも消さなくていいと思うが」とか「原子力アレルギーもほどほどに」などという拒絶反応・反対の声が上がっているようです。
ドラえもんが小学館の幼児学年誌上で誕生したのが1969年ですから、日本初の東海村実験用原子炉の運転が1957年から、それにより原子力発電が開始され63年には動力試験炉の運転がスタート、69年には原子力船むつの進水もあって、当時はまさに何の疑いもなく薔薇色の未来の原発社会像が描かれていたのだと思います。
さらに65年には星新一・小松左京・筒井康隆たちSF作家クラブの面々が東海村の原子炉を大はしゃぎで見学したり、小松左京・梅棹忠夫・加藤秀俊・林雄二郎らによる科学技術万能の豊かな未来を絶賛する日本未来学会の創設が68年、そして70年に大阪での日本万国博覧会開催という歴史的情況において、科学の子として1952年に誕生した手塚治虫の鉄腕アトムと共に時代の申し子だったのです。
それが71年の米国で緊急炉心冷却装置未作動事件からの全米各地での反原発運動や、69年に開始された日本の伊方原発建設反対運動、74年の原子力船むつの放射能漏れ事故を経て、衝撃の79年スリーマイル島原発事故に続き86年のチェルノブイリ原発事故を受けても何の変化もなかったことが不思議なほどですが、昨年のフクシマの事故でようやく重い腰を上げたというわけですが、やはり急にドラえもんが《原子ろ》とまったく関係ないことにするのは無理があって反感を買うのも当然で、ここはひとつ、いろんな事故が起こったので改良されて未来の未知なるエネルギーに変わったとでもすればいいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラえもんズ最近見てないな
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ドラえもんの耳が無くなったのは、セワシのせいである。
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おもろかった。ドラみちゃんのヘあのソファーにすべりだいがあった!
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ドラえもんやのび太の秘密がたくさんわかった。
ドラえもんは最初テストやいろんな事が他のロボットたちと変わっていたことがわかった。
とても面白かった。
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見開き2ページの漫画解説(たぶんF先生ではない) を中心としたファン御用達の本。
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僕が初めて買った漫画はてんとう虫コミックスの『ドラえもん』18巻と31巻と34巻でした。以後、漫画、アニメ、映画からいかに影響を受けまた学んだものか…。勇気や友情をはじめ、人生に大切なものはほとんどすべて『ドラえもん』から学んだと言って過言ではありません。
しずかちゃんのお父さんが語る「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人間〜」は、確かに僕の理想の人間像を形成しています。全45巻(そしてプラス)に永遠の名作とそのもとが溢れていますね。 -
ドラえもん学の実用書かなコレは