ダレン・シャン 12巻 運命の息子

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092903128

作品紹介・あらすじ

スティーブのむごい仕打ちを目の当たりにし、ダレンの心の中で凶暴で冷酷な「自分」が目覚めてしまう。ダレンはこのまま怪物になってしまうのか?ファンタジー・ミステリーついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • とうとう最終巻。
    ファンタジーですが、最終巻はSFっぽい話になってたかな。
    終わり方は賛否両論だと思いますが、私は納得しました。ハッピーエンドとも言えませんが、すっと受け入れられる結末。
    1巻の最初の文章にはこんな意味が込められていたんですね。児童書侮ることなかれ。

    全12巻のシリーズなので、読後感は凄いです。放心。

  • なるほど。
    そう来たかーー。
    それで作者もダレンシャン。
    なるほどーー。

  • 終わった――!!!!!!!!!!
    見事な着地。
    ループは予想してたけど…。
    あ~ん。1巻から読み返したくなる。
    消滅したダレンの、こっちの人生が愛しくなる。
    もう、この本の中にしか存在しないんだ…と思うとなおさら。

    「…だが、わたしとおまえは友だった…そうだな?」と握手を交わしたミスター・トール、素敵過ぎ~!!
    なんてカッコいい人なんだ!!

    「運命」について、考える。
    選択されなかった沢山の人生に献杯!

  • いつも予想外でびっくりします!

  • 次つぎ気になってとまりませんでした!

    また、読みたい本です:)

  • 「ハリポタ」の次にハマっているのが「ダレン・シャン」。予想もしないストーリー展開と登場人物がそれぞれ個性的で魅力がある。(だって主人公は半バンパイアだ!)
    なにより、テンポ良く読める所が良い。
    私は、キレイごとで終わらないファンタジーを勝手に“ダークファンタジー”と呼んでいるが、この「ダレンシリーズ」もダークファンタジー系の代表作だと思う。
    残念ながら12巻で最終話。

  • ラストの展開がめちゃめちゃ好き
    伏線回収気持ちよすぎる

    総括してみてみると9〜12巻の前半までがちょっとわかりにくく、失速した感じはあったなあと感じる

  • 12巻&外伝まで読み終わりました。

    初めは2巻まで私が先に読んでみて「これは小学生が読むには残酷すぎる…」と思い、子供には読ませないつもりでした。
    ですが子供が「どのくらい残酷?」と何度も聞いてくるので「鬼滅の刃くらいかな」と返事をしたら「全然大丈夫!」と言い、あっという間に読み終えてしまいました。
    シルク・ド・フリークの説明も難しく「ファンタスティック・ビーストに出てきた、ナギニとかカッパがいたところみたいな感じ」という微妙な例えで答えたけど大丈夫だったかな…。

    物語はテンポとスピード感が良くて面白かったです。
    最初は不気味だったクレスプリーやハーキャットのことがこんなに好きになるなんて!!
    シルク・ド・フリークのみんなも素敵なキャラクター揃いでした。
    装丁も美しくて、田口智子さんのイラストも素晴らしいです。

    少し気持ちを落ち着けたらクレプスリーの物語を読むことにします。

  • 本当の敵はスティーブじゃなくてミスタータイニーだった。
    運命って難しい。

  • ラストの展開が予想できず、そこに着地するのかと驚いた。
    結末までの流れが完璧だった。すごく面白かった。

  • 運命を変えるために動く者。
    全てを知った頃には手遅れだったが、その状態で少しでも時間をもらえたら変えられる未来はあるだろ。
    退屈しのぎのために、他人の命を弄ぶような言動をするのは悪い趣味だな。

  • バンパイア
    成長
    海外
    どんでん返し

  • 今まで出会った本の中でこんなに引き込まれてドキドキハラハラして、エキサイティングな物語は初めてだった。一番大好きな作品で、私のバイブルです。言葉では言えないほど最高だった!!大人の皆様にもぜひ読んでほしい作品。

    自分もこんな先の読めない展開の壮大な物語を作ってみたいと思うようになったきっかけがこの本。
    ダレン、感動をありがとうと言いたい。けど、個人的にはクレプスリーが好きだった。。。

  • 4-09-290312-X
    C8397¥1500E.

    ダレン・シャン 12
    運命の息子

    2005年1月10日 初版第1刷発行

    著者:Darren Shan
    訳者:橋本 恵(はしもと めぐみ)
    発行所:小学館

    ---------------------
    悪魔との戦い
    アニーの子
    家へ
    最悪の話
    別れ
    夜のスタジアム
    仲間
    攻撃開始
    戦士たち
    男の死
    最後の決戦
    帝王の座
    運命の子どもたち
    ∞・・・・・
    竜の世界
    エバンナの子
    タイニーの砦
    緑の血
    あの日
    祈り


    訳者あとがき

    -----------------------------------
    やっと終わる。

    アニーの子ども、ダリウス、つまり自分の甥っ子がスティーブの息子だった。
    ダリウスはスティーブに血を注がれ半バンパニーズだった。ダリウスにバンパイアの血を注いだダレン。心身ともに疲労困憊だったが戦いは続く。
    ミスタータイニーの決めた未来を覆すたった一つの方法、スティーブも自分も死ぬという方法で悪の大王を消し去った。
    タイニーの目論見を打ち破ったダレンだったが、魂は精霊の湖にいた。エバンナに引き上げられエバンナから話を聞く。
    エバンナはオオカミとミスタータイニーの血を混ぜて作られた双子のうちの一人だった。エバンナはバンチャ元帥(バンパイア)とガネン(バンチャの兄弟でバンパニーズ)とエバンナの血を混ぜて双子を身ごもっている。バンパイアとバンパニーズを統一させ争いを終わらせる子どもたち。
    空には竜が飛んでいた。
    ダレンとエバンナはタイニーの城に行きダレンはタイニーによってリトルピープルになる。エバンナに青いフードを着せてもらった。内側に何か縫い付けてある。
    リトルピープルになったダレンは自分の故郷のスタジアムで興行中のシルクドフリークに迎え入れられる。
    人間の少年だったダレンをリトルピープルの自分の姿で脅かし、クレプスリーと出会う前に追い払うことに成功した。トールに日記帳を渡しトールは姉のエバンナが何か思うところがあって仕組んだことだと理解した。エバンナがミスタータイニーは文学に興味が無く本を読まないと繰り返し言っていた。トールは日記帳を持ち主の人間のダレンが大人になったら渡すと約束してくれた。その後ダレンがその日記を読んでどうするかはダレン次第、うまく文章に仕立て出版しヒットすれば世界中にこのことが物語として知られることになる。ツマラナイものとしてろくに読まずにゴミ箱に放り投げればバンパイアの事もバンパニーズの事も争いの事も知られずにおわる。
    願わくば、世界中の人がこのことを知り、ミスタータイニーの悪だくみを防いでほしいと願った。
    ダレンは人間としての運命を取り戻した。リトルピープルになった自分は消えなければならない。
    静かにリトルピープルダレンは安らぎと満足のうちに消えていった。

    ---------------------------------
    つじつまは合うのだろうけど、予想していたラストでもなく・・・。とりあえず物語は一応終わった。
    外伝には何が書かれているんだろう?
    デビーはどうなった?
    リトルピープルのレフティ。ハーキャットマルズは?

  • 中学生のときに読んで最期がめちゃくちゃトラウマになった作品

    お前は全部なかったことにして平気なの

  • シリーズ第12弾 完結。
    大親友だったスティーブとの最後の戦い 傷ある者の戦。
    運命を弄ぶミスタータイニー。
    ダレンとスティーブの対決が始まるが
    これまた予想外の結末になってしまった。
    突然、(;゚д゚)ェ. . . . . . .と思うくらいに
    内容が激変してしまい、隠されていた真実が語られ
    そして新たなる結末が用意される。
    そういうことだったのかぁ~!ある意味やられました。
    この結末は、よかったのでしょう。最後のシーンは
    ウルっとしました。
    ただ、ちょっとだけ心残りもあるんですけどね(^◇^;)

  • 古書購入

  • ぼくの人生がただのおとぎ話で、そのおとぎ話を本にするとしたら、ぼくはこう書きだすだろう。
    「むかしむかし、あるところに、ダレンとスティーブというふたりの男の子がいました…」

    ついに完結…。 最後まで衝撃の展開。
    今度はクレプスリー外伝が楽しみ。

  • 運命の息子の意味。長い長い伏線回収。読むのに半年かかったが読んでよかった!
    最後の締めも『果てしない物語』に並ぶほどによかった。
    自分もこんな物語を作り出してみたい。

  • 12冊読み終わりました。
    9巻までは面白く読めたけど、だんだんと読みにくい文章になってしまったような。
    特にこの巻はわかりにくい部分が多かった。
    悲しいことが多いけどストーリーは面白かった。
    ラストと始まりは良かった。

  • とうとう終わってしまったー。
    多分こんな終わり方なのだろうな、と予測していた流れと大体同じでホッとしています。
    いやしかし、この本を児童書の括りにして良いものかどうか!
    残すは外伝ですね。

    12巻通して表紙がとても豪華で(派手派手しくて)置いておくだけでも何だか目立つ。

    良くハリポタと比較されてますが、比べる必要なし!
    どちらも面白いと思いますよ。

  • ダレンのパンドラの箱の最期に残った希望はあったといった感じのエンディング。
    ミスター・タイニーは見直していた部分もちょっとあったが、あんたが黒幕かい…。諸悪の根源はおまへじゃないか(-_-メ)
    しかも、自分の子どもすら手駒にするわ、弱ければ見捨てるわ^_^;
    どうしようもない親父だ。傲慢で慢心だから裏かかれるんだな…。

  • ようやく終わった。終わってくれた。

    クレプスリーが生きていた頃の方がまだ良かった。
    世界観や残虐性も気に入らないが、
    主人公の精神的成長が感じられないのが苦痛だった。

    かなり人気の作品らしいから、
    この作品を避けては通れない
    ファンタジー好きの今の子どもに同情する。

  • ラスト良かったー!複雑に絡まる!
    そしてなんかせつない。

  •  読んで良かった。終わってしまった。主人公の子どもっぽさが、最後まで、
     違和感を与え続けたと思う。妹との再会では、泣いてしまったけど、終結
     は、ちょっと、拍子抜けだったかも。大団円を期待するのは良くない。

  • ついに最終巻。子どもの頃に読んだとか、再読とかのレビューが多かったので、古いお話かと思ってたけど、割と最近のお話でした。そういうことか。

  • ダリウスはスティーブとアニーの子供で、つまりダレンには甥っ子にあたるのだが、スティーブの意のままに騙されて利用されている
    ダリウスの碁界を解きつつ、ダレンとスチー部は最後の戦いへ。
    そして予言を裏切り、ふたりとも死を選ぶ
    後半はデスモンド・タイニーの時を操作するからくりに言及するが、いまひとつ説明不足
    政令の湖から引き上げられたダレンはいったんリトルピープルに作りかえられて魂を解き放たれることになる
    そのわずかな時間をダレンは自分を含めた世界の運命を変えることを決意する
    タイニーの思惑から外れた世界は今後どうなっていくのか

  • 楽園でクレプスリーが待っている。クレプスリーの笑い声が、聞こえてくる。どんどん……どんどん……近づいていって……ぼくは……消えた。

  • 主人公が幸せなだけがハッピーエンドじゃないと初めて知らされた作品。
    12巻まで読んで1巻からもう一度読み直すまでが完結だと思う。
    私の人生を作ってくれてありがとうございますダレン・シャン。
    ずっとバイブル

  • Original title:Sons of Destiny
    あんなに話を盛り上がらせといて結末がこれとは!!
    読み終わったばかりなので、色々気持ちの整理がつきません。
    まさかSteveとDarrenが…。
    Steveの行動は許せる物ではありませんが、最期が可哀想でした。

    最後の行動でDarrenはあの子を救ったのだと、
    出来ればあの子のその後がどうなったのか、また違う話しで書いて欲しいです。

    そして何故作者がこの物語の主人公を同じ名前にしたのか理由が解りました。
    第19章の最後の2文は思わず1巻を読み返したくなる程、鳥肌が立ちました。

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