プーさんの森にかえる (児童単行本)

  • 小学館
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092905436

作品紹介・あらすじ

世代をこえて読みつがれてきた宝物のような物語

「また遊びに来るよ。だからぼくのこと忘れないって、約束しておくれ」そういって、クリストファー・ロビンは、森からいなくなりました。あれから、80年あまりが経ち、森では「クリストファー・ロビンがかえってくるんだって!」そんな噂が聞こえてきました。プーをはじめとして、ティガーにウサギに、フクロウ、イーオー……森の仲間たちが、クリストファー・ロビンを迎える「お帰りなさいパーティー」をしようと計画します。
『クマのプーさん』がイギリスで出版されたのは、1926年。それ以来、全世界中に翻訳されており、世界中の読者に愛され親しまれています。プーさんは、世界一有名なクマといえるでしょう。
そして、昨年の10月に、クマのプーさんの正当な続編『プーさんの森にかえる』が世界中で発売され、大いに話題になりました。ついに日本での出版となりました。
ハチミツが大好物で、ちょっとのんびり屋のクマのプーさん。ウサギが古井戸から水を発見した話、物知りのフクロウが作家になろうとした話、みんなでクリケットをした話……、ゆかいな仲間たちが,またまた楽しいお話しを繰り広げます。


【編集担当からのおすすめ情報】
ディズニーのプーさんで育った若者も、プーさんと初めて出会う子どもたちも、世代をこえて、プーさんの新しい魅力の虜になることうけあいです。
『クマのプーさん』の作者、A.A.ミルンとE.H.シェパードは他界していますが、その遺族によって、クマのプーさんの世界は、守られてきました。今回の続編は、この遺族が認める正当なクマのプーさんの新作となります。
イラストは、シェパードのキャラクターデザインを踏襲しているのは、当然のことですが、お話しも、ミルンの世界観を発展させて書かれています。ですので、前作品からのプーさんファンの人たちも満足のいく作品となっています。

感想・レビュー・書評

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  • 原作愛読者としては、やはり他者の書いた「続編」は厳しい目で見てしまい、ゆったり楽しむことはできなかった。
    やっぱり空気が違うし…やたらと現実の固有名詞なんかが出て来るし…新キャラいるし…。
    でも、作者の言うように、原作を楽しんだ子供が誰が書いたかを気にせずに、こんな本もある、と楽しむことはできるかもしれない。
    80年後、とあえて書かれていることもあり、クリストファー・ロビンは多分、この世を離れる前にちょっとだけ、一夏だけ、あの森へ帰れたのだとラストで思った。
    彼がもう一度帰れたらいい、という願いはよくわかるから、そこはじんとした。

  • おもしろかった

  • くまのプーさんの80年ぶりの正当な続編。との肩書。

    「正当」などと銘打つと違和感。
    同人誌。

    キャラクターたちのやりとりは、いかにもプーさんらしい雰囲気はしている。
    イーヨーのキャラは何か違う気がしたけど。

    それぞれのエピソードがちっとも面白くない。
    ユーモアを感じないし、印象に残らない。

    この作者のオリジナリティも感じない。

    なんつーか臭いがするだけで、食べても味がしない感じ。



    クリストファー・ロビンが帰ってきてしまう。
    ということはクリストファー・ロビンが退行してるということになるのではないか?
    などとも危惧してしまう。
    80年もたってるのだから、クリストファー・ロビンの孫あたりが100エーカーの森にやって来る。
    とかのほうがよかった気がしたりして。

  • プーさんの続編。
    クリストファーロビンがプーさんの森に帰ってきた。
    お互いを大切にする姿に癒される。

    ずっと変わらないでいることはできない。
    別れはいつか訪れる。

    じんわりあったかくて、じんわりせつない。
    ほんわかする物語。

  • 八十年の時を経て、クリストファー・ロビンが帰って来ました。
    愛に満ちておる。ラスト淋しいなあ。

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