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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093431262
感想・レビュー・書評
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積み重ねた深い人生経験が洞察力に富んだ表現を生む。名所でなくてもいい桜は各地にあり。出会いはすべて一期一会。桜吹雪はイメージ通りにならない。背景を単純化させ、じっくりと粘り強く待つ。PLフィルターは葉の表面反射を抑え、葉の本来の色合いを抽出してくれる。渓流に反射する空の光も取り除ける。雨の日は普段とは別の風景を捉える。滝の表情はシャッタースピードで変化する。花のクローズアップは望遠マクロまたは望遠ズームで。山岳写真を撮るのではなく山への想いを撮るのだから「稜線病」には注意。
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四季折々の日本の風景写真についての参考書です。
やや古い本ですが、撮り方の基本は当然今にも通じています。
惜しいのは、写真の半分がモノクロになっていることです。
表紙の写真も文中に出てくるのですが、モノクロからこの色合いというのは、私には全く想像できませんでした。
「稜線病」患者にならないように、山岳写真に限らず、自分の被写体への想いを写真にするように心がけたいと思います。
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