東京スカイツリー六三四に挑む

著者 :
  • 小学館
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093460873

作品紹介・あらすじ

"降伏"しない鉄をつくる。ミリ単位で3万7000ピースの鉄骨を組む。ジャスト・イン・タイムの建設現場。500円玉が倒れないエレベーターの秘密。「誇り」「情熱」「魂」で世界一に挑戦したプロたち。感動の"下町タワー"誕生秘話。

感想・レビュー・書評

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  • こういう細かい詰めこそが日本人の独壇場なんだ。ここだけはどこにも負けない日本人の矜持があると思う。

  • 東北住まいの私にとって、「世界一のタワー建設」というのはどこかヨソの国のような出来事で地デジ放送移行への“付属物”程度の認識でした。
    それが今年のはじめ偶然東京へ行く機会があり、せっかくだからと立ち寄ったスカイツリーに心を奪われこの本を手にしました。
    着工から3年半という驚異のスピードで完成されたこのタワーに込められた思いや何千人と関わったであろう技術屋たちの熱意が伝わってきます。

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著者プロフィール

片山 修(カタヤマ オサム)
ジャーナリスト
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ‘80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(以上、小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『ふるさと革命――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『社員を幸せにする会社』『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』(以上、東洋経済新報社)など、著書は60冊を超える。

「2021年 『山崎正和の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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