やややのはなし (P+D BOOKS)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093523059

作品紹介・あらすじ

軽妙洒脱に綴った、晩年の短文随筆集

安岡章太郎、結城昌治、立原正秋、村松友視、森茉莉、澁澤龍彦、色川武大、柴田錬三郎ら作家や知人との交流、子供の頃の邂逅、愛用の粋な小道具、酒や甘味、美人論、身体の不調など還暦前後の身辺を腹蔵なく語っている。

《いささか変った書名をつけてみたが、同じ題名の随筆が、この本の中にある。「ややや」と驚く短い話ばかりを集めてみたものだが、いま読み返してみると、そういう要素を含んだ話がこの本の大部分といえそうだ。》あとがきより。

昭和57年から平成3年までの短文随筆を所収。

感想・レビュー・書評

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  • 吉行淳之介は三冊目(全てP+D BOOKS)。これは初のエッセイなんだけど、うーん、なんていうか、普通。そもそもP+Dは絶版になっている本の復刊なので、コンセプトからしてマニア向けなんだよな。『焔の中』がとても良かったので、そろそろP+D以外の作品にも手を出してみたい、とは思っている…。

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著者プロフィール

大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。

「2022年 『ネコ・ロマンチスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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