吉行淳之介のおすすめランキング

プロフィール

大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。

「2022年 『ネコ・ロマンチスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉行淳之介のおすすめランキングのアイテム一覧

吉行淳之介のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『原色の街・驟雨 (新潮文庫)』や『夕暮まで (新潮文庫)』や『暗室 (講談社文芸文庫)』など吉行淳之介の全747作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

原色の街・驟雨 (新潮文庫)

855
3.43
吉行淳之介 1966年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私の今年のテーマは「第三の新人」。 安岡章太郎、丸谷才一に続いては、吉行淳之介です。 本書に収められているのは、吉行の初期の短編5編。 エロティシズ... もっと読む

夕暮まで (新潮文庫)

559
3.23
吉行淳之介 1982年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

7月26日 吉行淳之介文学忌、淳之介忌 1978年第31回野間文芸賞 受賞 1979年第35回日本芸術院賞 受賞 持っていた昭和の文庫とは装丁が変わっ... もっと読む

暗室 (講談社文芸文庫)

371
3.36
吉行淳之介 1988年5月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自身の華やかなプライベートをも恐らくは文学的咀嚼をしていた、吉行淳之介による“性”の一つのアンサーと解釈した本作。 一見纏まりの無い掌編の様なエピソード... もっと読む

魂がふるえるとき 心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫)

362
3.40
アンソロジー 2004年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家 宮本輝氏のお勧めの小説は?と、若い人に訊かれることがあるそうです。 宮本氏が勧める本のなかには、絶版され、古書店にも置いていないものがある。 ... もっと読む

砂の上の植物群 (新潮文庫)

341
3.38
吉行淳之介 1990年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

横浜を舞台に性的充足の問題を存分に描いた。 もっと読む

対談美酒について 人はなぜ酒を語るか (新潮文庫)

260
3.42
開高健 1985年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

お酒にまつわる数々の悪戯についての記録。 ひと昔前の男性はそれでした!と言うもの。 今ではハラスメントなんだろうけど、そうしたじだいを経て今があり少し懐か... もっと読む

子供の領分 (集英社文庫)

254
3.23
吉行淳之介 1993年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

無垢な子供時代はいつか終わりをつげ、不条理かつ割り切れない大人の世界に巻き込まれる。少年たちの感じる違和感は他者との関わりの中で、また自らの成長を通して膨... もっと読む

娼婦の部屋・不意の出来事 (新潮文庫)

244
3.38
吉行淳之介 1966年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どの短編も乾いた文体で描かれる日常に突如として一瞬の亀裂が生じ、その隙間から不意によく知る人間の得体のしれない内面が露出するかのような、不思議な居心地の悪... もっと読む

短編伝説 愛を語れば (集英社文庫)

216
3.45
アンソロジー 2017年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

普段読むことがないジャンルなので、勢いで買ったのだけど大正解だった。藤堂志津子さん、坂東眞砂子さん、山本文緒さん、原田宗典さんのお話がよかったかなあ。いず... もっと読む

恋愛論 (角川文庫)

211
3.24
吉行淳之介 1973年6月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校生だったか中学生だったかの国語の教科書に載っていた吉行淳之介の文章があまりにも鮮烈で、以来、ずっと彼の本を読みたいと思っていた。 小説だけかと思ってい... もっと読む

好色一代男 (中公文庫)

160
3.22
吉行淳之介 2008年2月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わからない部分多くなかな進まず。 返却期限来たので返す。 現代語の読みやすいのでいつか再チャレンジ もっと読む

夜 (百年文庫 9)

157
3.26
カポーティ 2015年1月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全部好きでした。 『悲しいホルン吹きたち』では、大人にも子どもにもなりきれない青年のふわふわした部分に共感が持てました。 "生活は広漠で空虚なもの" ... もっと読む

文章読本 (中公文庫)

139
3.90
吉行淳之介 2020年11月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文法にとらわれるな! もっと読む

美少女 (新潮文庫)

135
3.08
吉行淳之介 1975年4月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

星と月の入れ墨を持つ混血児の少女、美津子が失踪する。行方を追う城田祐一は、美津子の働いていたバーの女達にも、また行きつけのレストランの会計係の娘にも、内腿... もっと読む

星と月は天の穴 (講談社文芸文庫)

118
3.50
吉行淳之介 1989年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

七夕にこうしたレビューを書くのもなんですが(笑)、表題は、純粋恋愛とは無縁に生きようとし情事において女を道具としてしかみなさい主人公の中年小説家が、女に言... もっと読む

目玉 (新潮文庫)

111
3.50
吉行淳之介 1993年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

病弱でインテリでセクシー。 こんな人がいたら2秒で恋に落ちます。 でもこの人とは幸せになれないだろうなー もっと読む

酒中日記 (中公文庫)

104
3.03
吉行淳之介 2005年3月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

お酒が好きなのか嫌いなのかか、飲んでいるのか飲まれてるのか、いろいろな方がいるので見ている分には楽しい。 もっと読む

不作法のすすめ (中公文庫)

103
3.69
吉行淳之介 2011年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

孔子曰く、 心ノ欲スルトコロニシタガッテ矩(のり)ヲコエズ この方はやっぱり、男から見てかっこいい方だと思う。 もっと読む

鞄の中身 (講談社文芸文庫)

102
3.83
吉行淳之介 1990年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ホラー短編集と括ってしまってもいいような不気味で不穏な作品が少ないボリュームで小気味良く続く。 吉行の重さと洒脱がない混ぜになった文体も親和性があり一作... もっと読む

贋食物誌 (中公文庫)

97
3.53
吉行淳之介 2010年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

書名に「贋」とあるように、各タイトルに「食物」の名前が掲げられているが、内容はグルメエッセイの類ではない。ま、そのまま食べ物の話になることもあるが、「食物... もっと読む
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