のんびり行こうぜ: こぎおろしエッセイ (BE-PAL BOOKS 21)
- 小学館 (1986年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093663212
感想・レビュー・書評
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ここからが野田節の始まりだと思います。読んでいると野山に駆けだして水に飛び込みたくなります。
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2022年7月15日購入。
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ビーパルでシェルパ斉藤の「行きあたりばっ旅」に出会ってから、アウトドアに触れる機会が多々ありました。
野田さんの本がじっくりと自分に合うようなってきたのは、あの頃よりもだいぶ年をとってからでした。
野田さんの本に出会うのは、ちょっと遅くなったけど年相応の楽しみを本から得られます。
(↓:当時本からの抜粋を書き溜めていた箇所)
田舎の生活では人は精神的にならねば退屈する。
淋しくて耐えられない。
カナダ北極圏に住むインディアンが言っていた言葉を思い出す。
「ここでは人は自分ひとりで楽しむことができないといけない」
You must entertain yourself
それができない奴はみなノイローゼかアル中になって南に帰る」
時間がたっぷりあると、いなぬ「不安」「迷い」「焦り」などと自分の弱さに飲み込まれてしまいがちですよね。
You must entertain yourself
田舎に住んでいるオイラ、納得です(ΦωΦ)
のんびり外で読書したくなる本です。 -
先輩に借りたこの本を読んでから、
僕のアウトドア&カヌーライフが始まった。
自由と孤独。冒険心とリスク。ユーモアと反骨心。
自由な川遊び心あふれる痛快カヌーエッセイ。
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都会の雑踏、人間関係のストレス、仕事の重圧などでくたくたうになってしまうような時、この本を読むと癒されます。
自分が一人ですべてを決め、川を下り、川原でつった魚を焼きながらウィスキーを飲む。
本当にカッコいい生き方です。