のんびり行こうぜ: こぎおろしエッセイ (BE-PAL BOOKS 21)

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  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093663212

感想・レビュー・書評

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  • ここからが野田節の始まりだと思います。読んでいると野山に駆けだして水に飛び込みたくなります。

  • 2022年7月15日購入。

  • ビーパルでシェルパ斉藤の「行きあたりばっ旅」に出会ってから、アウトドアに触れる機会が多々ありました。
    野田さんの本がじっくりと自分に合うようなってきたのは、あの頃よりもだいぶ年をとってからでした。
    野田さんの本に出会うのは、ちょっと遅くなったけど年相応の楽しみを本から得られます。
    (↓:当時本からの抜粋を書き溜めていた箇所)

    田舎の生活では人は精神的にならねば退屈する。
    淋しくて耐えられない。
    カナダ北極圏に住むインディアンが言っていた言葉を思い出す。
    「ここでは人は自分ひとりで楽しむことができないといけない」
    You must entertain yourself
    それができない奴はみなノイローゼかアル中になって南に帰る」

    時間がたっぷりあると、いなぬ「不安」「迷い」「焦り」などと自分の弱さに飲み込まれてしまいがちですよね。
    You must entertain yourself
    田舎に住んでいるオイラ、納得です(ΦωΦ)

    のんびり外で読書したくなる本です。

  • 先輩に借りたこの本を読んでから、
    僕のアウトドア&カヌーライフが始まった。
    自由と孤独。冒険心とリスク。ユーモアと反骨心。
    自由な川遊び心あふれる痛快カヌーエッセイ。

  • 都会の雑踏、人間関係のストレス、仕事の重圧などでくたくたうになってしまうような時、この本を読むと癒されます。
    自分が一人ですべてを決め、川を下り、川原でつった魚を焼きながらウィスキーを飲む。
    本当にカッコいい生き方です。

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著者プロフィール

熊本県生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。在学中、ボート部で活躍。卒業後ヨーロッパを放浪。帰国後、高校の英語教師、旅行雑誌の記者を経て、エッセイストに。傍ら、カヌーによる川旅に打ち込む。これまでに日本の一、二級河川約200を漕破。さらに北米、ニュージーランド、ヨーロッパにまで活動範囲を広げている。長良川河口堰問題や川辺川ダム建設反対運動、吉野川可動堰問題などにかかわり、講演などを行う。

「2008年 『イギリスを泳ぎまくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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