- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093795630
作品紹介・あらすじ
アスカを巻き込む米ロ諜報戦争。"狼"と呼ばれる工作員の正体は-。愛と憎しみが交錯するアクション巨編。
感想・レビュー・書評
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とても面白かったが、最後の方ですご腕の CIA たちがあっけなくやられるのが 肩透かしを食わされた気分、あまりにも日本の警察官たちが殺されすぎて 、少々不満!
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国家情報戦も絡めたアクションハードボイルド。こういうのを書かせたらやっぱりうまい。
警察、ヤクザ、不良外人という身近な存在に、自然に公安やCIAを持ってきてごりっと極太なアクションを書けるって、なかなかない。
国際政治、警察組織内政治、情報戦という太い縦糸に、アスカがはつみの体と折り合い、待っていた仁王もアスカへの思いを改めて認識し、という主役ふたりの心の葛藤、狼と呼ばれる男が心の闇に囚われていく様、といった横糸が組み合わさって、面白い一作。
ラストシーンは拍子抜けしたけど、概ね満足。 -
後編になっても、どうもこの主人公が好きになれない。
そのせいか、あんまり面白くない。
一応最後まで読んだけど、やっぱり、う~~んという感じ。 -
「天使の牙」続編。今回は「犯人は誰か」などというミステリ的要素はほとんどなく、アクション&ハードボイルド的要素が強い。間違いなく面白いのだけれど、前作「天使の牙」を読んでいないと魅力は半減、かな。
こういう脳移植、実現したらえらいことになるよなあ。犯罪者も簡単に逃げられちゃうし、それに関する犯罪も増えるだろうし。これは実現しないことを切に願う。でもいつかは実現するかもしれない。そう考えるとかなり恐ろしい話。
しかしそれ以前に、前作からテーマになっている「心と身体の問題」がさらに痛切に描かれている。やっぱり真髄はラブストーリーなんだろうな。だけどべたべたした雰囲気じゃなく、とにかくカッコ良い! こういうのって理想の関係かもね。非常に難しいだろうけれど。 -
気になっていた下巻。
アスカの推理力、洞察力、行動力、決断力がとにかくすごい!!
こんなことあったら普通逃げ出したくなるよ?!みたいなことの連続。ヴォールクとアスカの最後は、こう終わるのかぁって感じで、意外にあっけなかったかも。
☆四つの意味は、おもしろいけど、もう1回読みたいとは思わなかったので。 -
実は「天使の牙」と間違えて借りた。
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「天使の牙」の続編ですが、主人公の葛藤などうまく、かかれていると思います。
たまーに、続編になると「??」ってなる作品があるのですがこれはすんなりいけました。
この後も、続くのかなぁ〜?続いて欲しいなぁ〜。