千里眼

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093860369

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  • 謎のカルト教団による一連のテロ事件。
    その謎を解くべく『千里眼(どんな人間の心の中でも見抜く技術)』をもつという
    心理カウンセラー有里佐知子、その部下である岬美由紀が捜査に協力することになった。
    一方で、岬の患者である宮本えりの不可解な行動。
    岬美由紀の才能とタフな行動力で、一連の事件を解決していくことに。。。

    刑事の蒲生、自衛隊航空総隊長の仙堂、防衛庁長官の野口との人間関係・やりとり、
    カルト教団の教祖の素顔、読む進むたびに驚きと興奮の連続だった!!
    催眠・後催眠暗示、視線の動きで相手の考えていることがわかるということなども興味深く読んだ。
    私も催眠療法をしてほしいな〜と思った。

    松岡圭祐の小説に登場する女性主人公は、みんな聡明で美人でかっこ良く素敵な人物だ☆
    これは著者の理想的な女性像なの??
    それから、本文の途中、とても真面目な内容かと思いきや、仙堂(刑事)の関心が経済企画庁長官のカツラのことだったりして;;;こんなふうに読者の気持ちを急に外してくれるところがニクイな〜〜と思った(笑)
    『千里眼』シリーズはたくさんあるのですね。
    またそのうち読みたいと思う。

  •  映画化話題作『催眠』を知る人にも知らない人にもいっさいの予断を許さない大胆な続編。 抜群のスピード感で展開する、極上エンターテインメント・サスペンス。

  • 千里眼シリーズの幕開け。シリーズの中で一番どんでん返しのある作品なのではないでしょうか。

  • 意外なラスト!この結末は誰も予想できないっ!

  • 千里眼という、人の表情しぐさから人の心を読み取れる女性カウンセラーの話。キャラ設定は明確、ストーリーの展開は早くてわかりやすくて読みやすい。感じはするけど、話の展開が強引で納得できない箇所がいくつかあった。その度ひっかかってしまった。なんとなく映像化を意識しすぎた作品と感じた。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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