満月の夜、モビイ・ディックが

著者 :
  • 小学館
2.86
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本棚登録 : 487
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861144

感想・レビュー・書評

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  • 片山恭一作品で、期待していた分少し物足りなかった気がします。全体的な雰囲気などは別に悪くないとは思うのですが、なんだかぼやけた印象でした。一冊ではなく上下巻あるようなもっと長い作品で、こういった世界がじっくり描かれたらいいかもしれないなと個人的には思いました。

  • なんか「君の知らないところで世界は動く」とキャラ設定似ているなあ、と。タケル→ジーコ、風嶋香澄→カヲル、主人公(奥手)→主人公(やり手)。勝手な感想。またヒロインが入院してるし。

    アマゾンとかでは、人生のキルケゴール化だと?内容が意味不明だ!と叩かれていますが、物語の後半部分はなかなか良かった気がする。この作者が何かを伝えたいってのはわかるんだけど、もっとわかりやすい言葉を使わないとわからん。この理屈っぽさが売りなのかもしれないけれど。キルケゴールって実存主義の先駆者じゃなかったっけ?多少そういう予備知識があると読みやすいかも。

  • いまいち。ノルウェイの森に話が少し似ていた。

  • 静かな恋愛小説で、なんか非現実的な不思議な感じの世界観ムンムンの小説です。・・そのため、若干分かりにくかったな。私的には。セカチューの方が分かりやすくてイイ!!

  • 主人公の雰囲気、表現のしかたは好き。でも、全体としてはよく分からない話。香澄が女の私からしても不思議すぎたからかな。病んでるし、行動が突飛で理解できないの。もう少しリアリティがあれば好きな一作!

  • ちょっと私には暗すぎるかな

  • 期待感を持ち過ぎて読んだせいか、読み終わった後がっくりしてしまった。でも、不思議な話だった。

  • ストーリーはわかったけど、何が言いたいのかよくわかんなかったよ。

  • これはね、ちょっと期待はずれの作品。
    「きみの知らないところで世界は動く」と話とか人物とかがかぶってたかなぁ。
    やっぱり、同じ作者が書くんだから似たり寄ったりになるのは仕方ないのかもしれないけれども、あまりにも似すぎている、と思ってしまってから段々面白くなくなってしまいました。

  • 世界の中心〜はおもしろかったから、これもおもしろいかなって思ってたけど、あんまりおもしろくなかった。意味がわからない。よくわからない本でした

著者プロフィール

昭和34年(1959年)愛媛県宇和島市に生まれる。愛媛県立宇和島東高等学校卒業。1977年九州大学農学部に入学。専攻は農業経済学。1981年同大学卒業、大学院に進む。1986年「気配」にて『文学界』新人賞受賞。1995年、『きみの知らないところで世界は動く』を刊行。はじめての単行本にあたる。2001年『世界の中心で、愛をさけぶ』を刊行。その後、ベストセラーとなる。近著に『世界の中心でAIをさけぶ』(新潮新書)、『世界が僕らを嫌っても』(河出書房新社)などがある。福岡市在住。

「2024年 『含羞の画家オチ・オサム—美術集団「九州派」の先駆者—』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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