- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861724
作品紹介・あらすじ
その学校には、2年7組という教室がふたつあった。新学期、誰もいない教室に迷い込んだキリコは、日記をつけ始める。季節停電、暦屋、裏保健室、蕎麦シャワー、敗北が似合う男ミスター水村。キリコのまわりでは不思議なことばかりが起きる。町に2カ月も続く大停電が訪れ、キリコの日記に最後のページが記される。携帯公式サイト『The News』で1日平均6万アクセスを記録した人気作。異色の才能が自由な発想で描くシュールで不条理でユーモラスな小説空間。
感想・レビュー・書評
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再読。やはり、夜のくもざる以来の傑作。
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すっごいすっごいすっごいおもしろかった……!意味がわからない!淡々とおかしくてシュールな光景にやみつきになる。かと思えば後半はちょっと胸にくる。いいなあ。今年読んだ本の中でも指折りのおもしろさ♡
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ちょいちょい過激な表現もあって
それはどうかしら?と嫌な気分になる
しかし、実際、みんなそうなんじゃないかとも思ったり…
不思議空間っぷりはおとぎ話みたいでヨカッター
ラストがじんわりくるいい話だったので
ブラックな部分はないほうが好みだったな
星は3つ -
私には無理でした
面白さがわかりません -
こ……この荒唐無稽さ、たまらんです。シリアスな話題もあるはずなのにどこまでも気の抜けた炭酸みたいで。
明るい自殺関連の日記も面白かったけど、郵便局員のエピソードがこれやんでれ?やんでれだろ? という感じでお気に入り。
でも度々出てくるおにんぼも不気味楽しそうで面白かった。
ゆるゆるしたいときに読むと、いい感じで肩から力が抜けるんじゃないかと。 -
最初はニヤニヤしながら読んでたけどちょっと切なくなっちゃった
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桜庭一樹セレクト本
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シュール。
読んでいて、思わず笑ってしまう。結構ツボにはまってきました。
ものすごい不思議な世界観をもつ日記で、3学期くらいになるとたまに意味が分からないこともないですが、とにかく面白かったです。特に1学期、6月14日とか、7月1日のは、好きですね。 -
独特。
なんだか、ネタ帳のようにぽつりぽつりとエピソードが書き散らされている様な印象のお話。
短編じゃないのに不思議。
マンホールの話のときはミスターを心配した。 -
不思議すぎてついていけませんでした…。