人形の国のアリス

著者 :
  • 小学館
3.20
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本棚登録 : 40
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864077

作品紹介・あらすじ

日本ルイス・キャロル協会会長、大絶賛!

いつものようにフランス人形のポレットと、ドールハウスで遊ぶアリス。8才だから「そろそろ大人にならなきゃ!」と決意をし、ポレットに別れをつげたその夜、ドールハウスの中の、あるはずのないらせん階段を下りていくポレットを目撃する。「ポレットが逃げちゃう!」と驚くアリスが手を伸ばした瞬間、身体が小さくなり、らせん階段に吸い込まれてしまう! ――そうしてアリスが辿り着いた先は【人形の国】だった。
積み木の船頭【ブリックス・ブロックス】が漕ぐリンゴの舟に乗り、ポレットと【A~Z】のアルファベットを追いかける、アリス新たな冒険が始まる!
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人形の国にいざなう ころがりはじけることばたち
『不思議の国のアリス』から150年
星がきらめく夜の奥 あなたを夢中にさせるのは デジャビュのような別世界

日本ルイス・キャロル協会会長 安井泉 大絶賛!
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感想・レビュー・書評

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  •  アリス好きならきっと一度や二度は夢想した、アリスっぽい荒唐無稽で奇妙な世界。お気に入りのフランス人形に導かれ、アルファベット順に辿る世界は愛する作品へのオマージュに溢れている。
     今宵、夢見たあの世界へ行けるよう妖精の女王Queen Mabにお願いしてみよう。

  • パイが食べたくなりました。

  • アリスが、自分の持っているフランス人形のポレットを追ってドールハウスから人形の国へ迷い込む。
    言葉のテンポはよく、やり直しシステムも面白い。ルイス・キャロルのアリスを下敷きにしているなら、もう少し登場人物に幅が欲しかった。
    でもあの意地悪な感じは近いような気も。
    逃げるようにアリスから遠ざかるポレットを「自分が雑に扱ったからでは」と反省するアリス。でも最後までポレットに追いつくことはできず、ポレットがどうして逃げたのか謎なのが気持ち悪い。

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