- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093864091
作品紹介・あらすじ
前代未聞のランジェリー・ラブコメディ
広告代理店に勤める32歳の國枝颯子は、うっかりノーブラで出勤したある日、慌てて駆け込んだランジェリーショップ「Toujours Ensemble(トゥージュール・アンサンブル)」で男性のフィッター・伊佐治耀に出会う。フィッティングを通して、伊佐治からいい加減な生活習慣や生き方を指摘された颯子は、自分を見つめ直すようになる。
自分の”女らしさ”を否定して生きてきた後輩の百田馨、旬を過ぎたスキャンダル女優の本城夕妃、女装の趣味があるクライアントの大狼社長、出産後のセックスレスに悩む同期の美鈴・・・・・・颯子をとりまく人々も、伊佐治のランジェリーの魔法によって少しずつ変わり始めて――!?
一歩前に踏み出せずにいる女子たちに贈る、前代未聞のランジェリー・ラブコメディ!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「脚を組むくせがある」「夕食はいつも8時以降」「20歳の頃から5キロ以上太った」「2年以上、恋人がいない」――フィッティングをしただけで、客のことをすべて見破ってしまう凄腕フィッター・伊佐治のキャラクターに注目!
意外に知らないランジェリーの知識もついて、二度おいしい小説です。
感想・レビュー・書評
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好きなタイプのお話しでした!
題名には『異常な』とあったのでちょっと構えて読み始めましたが、下着をきっかけに人生がいい方向に向かっていく明るい物語です。
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ランジェリーフィッターなる職業がある事を初めてしりました。下着によって健康的きなったり心理面でよくなったりおもしろい面もあり楽しく読めました。颯子の生き様が面白く破天荒でいい性格ですね。
意外とはまってしまったお話でした -
下着ひとつで気分が上がって、姿勢が変わることって確かにあるなと思います。
最近はネットで買うことが多いため、着心地が悪いなと日中に感じることがよくあります。
ちゃんと自分用にフィッティングした下着を着るって大切ですね。
私はただでさえフィッターの方に見てもらうことに抵抗があるので、いくらプロと言えど男の人に見てもらうことは気持ち的に無理です、、、
タイトルから予想してたものとは違ったし、ハッピーエンドすぎる気もする。
それでも最後の手紙が素敵なのと、颯子が幸せになる姿に元気をもらえたので良しです。 -
Toujours Ensemble(トゥージュール・アンサンブル)。
行ってみたい気はするけれど行きたくないかもしれない。
きっと、きっと怒られるwww
あれも、これも怒られるwww
色々、改善してからじゃないと行かれへんwww
☆その男、辛辣につき
☆腹巻きと共に去りぬ
☆戦場にかけるブラ
☆雑居ビルの怪人
☆女王陛下のフィッター
☆眠れる森の美人妻
☆第二の男
☆私のために鐘は鳴る -
良い!彼とのいろいろについても、もう少し書いてもらえたらさらにハッピーだったけど。想像と違ってた、とかはなかったのかなー。
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下着を変えることを通じて意識も変わって、魅力的になる主人公にどんどん引き込まれる。いわゆる「嫌なヤツ」が出てこないので安心して読める。
分かりやすいハッピーエンドの作品。