モテ薬

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 57
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093865937

作品紹介・あらすじ

「あの日」から、世界は変わった

実力派の脚本家が書き下ろした、
愛と欲望渦巻く科学サスペンスの傑作!!

はじまりは、美人研究者による新物質発見の記者会見だった。
だが次々に明らかになる論文不正は、ついに最悪の事態を迎える。
いったい彼女は、絶世の天才科学者か、世紀の悪女か――。
モテ薬は本当にあるのか、論文の不備が示唆するものとは――。

関係者の証言を積み重ねて浮かび上がる衝撃の真実から目をそむけてはいけない!


「一粒の薬が人の心をコントロールする。
この世に、そんな薬が現れたらとしたら
いったい私たちはどうなると思いますか?」――本文より



著者略歴…
旺季志ずか(おうき・しずか)
徳島県阿南市出身。立教大学卒業後、脚本家に。テレビドラマ脚本に「特命係長只野仁」「カラマーゾフの兄弟」「ストロベリーナイト」「屋根裏の恋人」「女帝」「佐賀のがばいばぁちゃん」 など多数。また小説『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え 』刊行、古事記ミュージカル『天の河伝説』の作・演出、2018年からは吉本坂46メンバーとしてもCDをリリースするなど幅広く活躍。

感想・レビュー・書評

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  • スタップ細胞騒動をモデルに書かれたお話。
    実際に自死をした方がいるだけに、このような小説にするのはちと早い気もする。まあ小説だから許されると言う部分もあるのかもしれないが…

    研究職の闇なども知れておもしろかった。

  • なぜそんなことするんだろう、バレるのに、みたいな疑問を抱きながらずっと読んでた。
    犯人気になりすぎて、私の夢にまで謎の女性の証言者が出てきた。
    2日で読了。証言形式の構成も面白かった。

  • 投与すると、モテるフェロモンを発する薬を開発した美人研究員と、さまざまな利権の絡んだ医療・研究業界のお話。

    かなり昔にあり、世間を賑わせたSTAP細胞のエピソードと酷似している部分が多々あったが、話のネタ的にコロナがあったりと、なぜ最近にこのような話が出てきたのか?という疑問は残る。

    終わり方は、色々な解釈が取れると思うが、個人的には好きな終わり方で解釈をした。

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著者プロフィール

作家。演出家。脚本家。小説家。徳島県阿南市出身。立教大学卒業後、女優を志すも挫折。シナリオライター松本功に師事し脚本家に転身。日本放送作家協会主催、NHK後援、創作テレビドラマ脚本懸賞に「妖精の詩が聞こえる」で佳作入賞。テレビドラマ「カラマーゾフの兄弟」「女帝」「ストロベリーナイト」「正義の味方」「特命係長 只野仁」「トイレの神様」「佐賀のがばいばぁちゃん」を手掛ける。

「2019年 『虹の翼のミライ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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