- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093866040
作品紹介・あらすじ
新しい戦国を伝える、英傑たち21篇の真説
戦国時代は日本史の華である、といってよい。
織田信長を筆頭とする「三英傑」、前田利家、明智光秀ら武将たちの活躍、北政所、帰蝶(濃姫)、芳春院(まつ)など女たちのあでやかな逞しさが、さまざまな小説やドラマ、映画などに描かれてきた。
しかし、ここ数年、戦国史は様変わりしてきた。歴史研究の進展や新史料の発見などにより、これまでの通説がつぎつぎと覆され、まったく違った相貌を見せていたのである。
本書は、そうした「新しい戦国」を伝えるべく編まれたものである。歴史小説家・砂原浩太朗が、小説家らしく、フィクションや逸話の面白さも尊重しつつ、近年明らかとなってきた戦国の実像を読者に紹介する。
いたずらに通説を否定することはなく、著者が感じたような高揚感とともに、新説へのあざやかな転換を楽しんでいただける21篇を収録した。
従来のイメージが大幅に修正された、信長、光秀など、英傑たちの新しい実像に迫る本書で「逆転の戦国史」をお楽しみください。
【編集担当からのおすすめ情報】
「サライ.jp」で連載している「にっぽん歴史夜話」は、歴史小説家・砂原浩太朗が、歴史文献を考察し、英傑たちの真説を紹介することで、毎回20万以上のPVを獲得する人気連載です。今回は、その中から、織田信長と明智光秀に関係する戦国時代のエピソードを中心に、新規書き下ろしのエピソードも追加し、再構成。大河ドラマ『麒麟がくる』の登場人物や出来事など、英傑たちの真の姿を読み解きます。
感想・レビュー・書評
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織田信長、明智光秀、帰蝶、煕子、寧々、まつ他多数の戦国時代に生きた人物について、わかった史実をもとに元来ついているイメージとは違う姿を説明。
どちらが真実かわからないものもあるが、そこにはどちらも確たる証拠がないと言い切っている点がわかりやすい。この本を読んでわたしの中で細川藤孝の株が急成長した。
36冊目読了。
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史実として新しく分かったことなどコラム形式でかかれている。
最近、疲れ気味で、読みかけで寝てしまい、あまり頭に入ってこず。 -
名作揃いの時代小説を書く作家。
自身でも歴史研究に余念がない。
歴史研究の最新情報がアップデートされ流昨今。
歴史の授業で習ったことが大幅に変わったりと。
面白い。 -
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