憲法「私」論: みんなで考える前にひとりひとりが考えよう

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093876162

作品紹介・あらすじ

あなたの1票、どう活かしますか?ドイツ・北海道・ヒロシマ・オキナワ・アジア…行動する憲法学者が「現場」での出会いと発見から日本国憲法のいまを語る。

感想・レビュー・書評

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  • 法学の先生が書いた本。ブックレポートの題材にした。 

    私たちは、憲法とは国民に課せられた義務だと思い込みがちだ。しかし、その成り立ちを見ていくと、その感覚は全くの間違いであることがわかる。 

    歴史的な過去の過ちを繰り返さないために、憲法は生み出された。それは、国民というよりも権力者に向けての制約だ。だから、安易に憲法を改正することは私たち自らの首を絞めることになってしまう。 

    この認識は、欧米では当たり前のものだ。欧米人は自分たちの手で民主政治を実現したため、政府などが極端に権力を持つことに敏感だ。 

    一方、日本は外国からの圧力で開国し、上からの近代化を行っている。つまり、権力に対して従順になりやすい。 

    何のために憲法があるのか、1人1人が確認していかなければならない。

  • 課題のために。
    話し下ろしにしても、もう少し本を出す者としての自覚を持って頂きたい。対談じゃあるまいし。
    まあ読みやすいといえば読みやすい。しかしこのような本を強制するのはどうかと思う。国語力落ちる。

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著者プロフィール

水島 朝穂 (みずしま あさほ) :早稲田大学法学学術院教授

「2023年 『憲法の動態的探究 「規範」の実証』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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