- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093883207
作品紹介・あらすじ
世の中は愛すべきしょっぱい人で溢れてる!
『嗚呼、世の中にはこんなに“愛すべきしょっぱい人たち”で溢れている!』……2009年から隔週刊コミック誌「ビッグコミックスペリオール」にて連載中の巻末コラム「ひとガキ」。内澤氏ならではの軽妙かつシニカルな独特の視点で切り取った人物イラストとテキストが好評を得て、4年におよぶ長期連載となっています。今回、これまで描いてきた総勢101名をギュッと濃厚にまとめて単行本化しました。内澤節全開の1冊にあなたは微笑、爆笑、苦笑、失笑……すること間違いなし! さあ、ご一緒に“のぞき見の快楽”を味わいましょう!!
※単行本タイトルは連載タイトルから変更します。
感想・レビュー・書評
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彼女の『飼い食い』を読んでいたので、テイストの違いに驚いた。イラストも描けるんだな、多才な人だ。
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人間を観察し、メモして本に。自ら変態と称する開き直りの内澤旬子さんです。「この人を見よ」(2013.8)、101人の方々を観察されていますw。通勤電車、昔も今も、間違いなく「おそるべし」でしょう(^-^) 通勤されてる方はご参考にw。猫耳女豹、六十代女子、防寒女史、読み寝、読み食い、犬ベビーカー~~~!
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『おやじがき』と同じ視点で、おやじだけでなく老若男女、様々な人を描いていて、そこそこ面白いのだが、『おやじがき』ほどではない。思うに、連載なので、「これ」という人が見つからなくても書かざるを得ず、そこまで個性が強すぎない人も入っているせいかな。
夜ウォーキングするおばちゃんなんて、普通だし。
内澤さんの文章も着眼点もいいのだが、『おやじがき』に比べると薄い、薄すぎる。
今度はもっと時間をかけて、匂うくらい濃厚なのをお願いしたい。 -
みんな人間観察が好きなんだ。著者もそれに触れている。そして観察のツボはみな違うのだろう、と。僕も観察が好きだけど、それは事実を読み解くというよりも、もはや妄想のレベルである。本書はそれに比べるとずいぶん現実的で、そして完全な傍観的観察ではなくて、少しコミットしていたりする所とイラストが売りなのであろう。妄想する身でナンだけど、考え過ぎ・作り過ぎですよ、といいたくなるような話もあるが、でもやっぱり観察モノは愉しいなあ。アダ名とかつけたいよね。僕もつけられてると思うし。
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914.6
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帯に「市井のリアル」とあるとおり、確かにリアルなんだろうけど。
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宮田たまきんぐと 友人だったとは…!
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街中、電車、喫茶店、ちょっとおかしな市井の人々をイラストと文でスケッチ。妄想を膨らませるとストーリーが生まれる。標的は著作「おやじがき」で捉えたオヤジからおばさん、女子校生、男子とさまざま。きっと何処かですれ違った人がいるはず。
一度トークを聴きに行ったのですが、ボソボソと喋られて、あんな風にバイタリティのある方だとは思えませんでした。。。
一度トークを聴きに行ったのですが、ボソボソと喋られて、あんな風にバイタリティのある方だとは思えませんでした。。。