- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093884006
作品紹介・あらすじ
孤高の僧侶による心の断捨離
「世の中は余計なことであふれている」と、著者は語る。
日常生活のあちこちで私たちを待ち受ける「こだわりの罠」を、
どうすれば遠ざけて、心安らかに過ごしていけるのか。
孤高の僧侶がその作法を、本書で丁寧に解説する。
内容は「平等にこだわらない」「ルールにこだわらない」「他人の期待にこだわらない」「友の有無にこだわらない」など、実生活に簡単に取り入れることができる18項目。
悩みの原因を、「それ、どうでもいい」と言い切って、
不安のない日々を実現しよう。
感想・レビュー・書評
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所属にこだわらない
平等にこだわらない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
~すべき、~だから、などのよくあるしがらみの例から、友達がいない、恋人がいない等、ありとあらゆる欲望・執着に対して「それ、そこまで悩むこと?」と一歩引いた目線で見つめ直してみよ?
というのを色んな例を交えて紹介してもらった。
執着から解放されたいなぁ -
良くも悪くもこだわらない。
快を手に入れるために不快な思いをしない。
たまには自分の欲望に従順になってもいいかな。
けどその欲望に従順になりすぎないようにも気をつける。 -
ただあるという自分を意識することで優劣のこだわりから抜けられる
あらゆるこだわりは苦しみを生む
こだわらないことにこだわる矛盾にも陥る可能性もある -
確かにどうでもいいよね
何に対してもこわだり強いから楽になったよ -
嬉しかったことにこだわらない
p.35
昔はよかったのにと引きずるとは毒である
諸行、
つまりすべての心のエネルギーは無常
つまり一定せず次々に移り変わるもの
何らかの嬉しさが生じたときは、
いかにその嬉しさをそのとき、
その瞬間だけの一期一会のものとして
味わうことが大切で、
味わったら忘れてしまうぐらいの勢いで、
決して心に染みこませないことが大事 -
〜するべき、〜でなければならない。そういうことにこだわらないことでまた少し生きやすくなりますよね。わかってはいるんですがどうにも…難しいですね(笑)
葬儀も遺族のためにあるものなのに、最近は死にゆく者のこだわりが見えてきたとのことでハッとしました。でも、BGMくらいは私の好きな曲にしてみたいかも、と、思っています。 -
R2.3.24 読了。
「こだわれば、肩に力が入り、緊張する。こだわらなければ、無駄な力が抜けて、自然体の自分に戻る。こだわれば、そのこだわりに会わない『人』も『物』も『現象』も、すべてが”敵”になる。敵に出会うたびに、ストレスが生じる。こだわらなければ、世界から”敵”がいなくなる。こころが、まろやかに安らいでいる。こだわれば、執着に縛られて好みも思考もパターン化し、新しい可能性を閉ざす。こだわらなければ、縛られずにいる軽やかな自由とともに、新たな変化に向けて心を開いていられる。」…(本書より)。
この本を通して、いかにこだわりが多いことかを気付かせてもらった。ときどき生活に窮屈さを感じた時に読み返してみたい。
・「他人の考えを軽蔑する者は、自分の限られた感覚や考え方に依存し、そして宗教的な戒律や儀礼を守ることに依存し、他人を嘲笑して、自分の主張から抜け出せなくなる。こうして、『あの人たちは愚かだ、ものが分かっていない』と言いつのり自分をカチコチにするのだ。」