習近平が変えた中国

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093886147

作品紹介・あらすじ

現代中国を知る小事典付き教養書

本書は習近平政権の成立以降に注目し、「中国脅威論」「反腐敗運動」「チベット問題」などのテーマを掘り下げた現代中国の入門書です。
権力の一極集中が進むなか、中国では人権、市民権などの西欧的価値観や議会制、三権分立、選挙といった制度がないがしろにされています。一方の経済面では、本書で取り上げた「一帯一路」のように、広く世界に影響を及ぼし、その勢いは増すばかりです。
この国を知るには、政治、経済、社会、軍事などの各分野ごとの理解が必要です。そこで、それぞれの専門分野で高い評価を受けてきた執筆者が、一般向けにわかりやすく解説。さらに、多くの図表やグラフを加え、中国の実情を具体的にイメージできるようにしました。
見開きの「ビジュアル」、テーマ別「視点・論点」、用語集「小事典」の三部構成で理解が深まります。

【編集担当からのおすすめ情報】
本書は百科事典『日本大百科全書(ニッポニカ)』から生まれました。編集部では、WEBサービスへの電子版提供を行い、内容も常時改訂を続けています。

現代中国の分野では、習近平政権の誕生(2012年)を転換点と捉え、新たな執筆者による最新項目を追加、改訂してきました。本書『習近平が変えた中国』はそのエッセンスをもとに、新執筆者が筆を執った文章を合わせて編集したものです。

後半の「小事典」では、ニッポニカから中国を知る基本項目123を収録。本文「視点・論点」の理解をいっそう深めることができます。

インターネットでニッポニカを検索すれば、さらに多くの関連項目を調べることもできます。『日本大百科全書(ニッポニカ)』は、日本最大級の辞書・事典検索サイト「ジャパンナレッジ」(有料会員制)で利用できます。

ジャパンナレッジ 『日本大百科全書(ニッポニカ)』コンテンツ情報
https://japanknowledge.com/contents/nipponica/index.html

ジャパンナレッジ(ホーム)
https://japanknowledge.com/

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの印象ほど習近平の話が出てくるわけではないけれど、"中華人民共和国"をザラッと理解するにはいい感じ。

  • 自分の理解力の低さが原因だと思うけど、いまいち知りたい知識が頭に入ってこなかった。

  • あまり新しい内容はないかな

  • 政治
    歴史
    社会

  •  「小事典付き教養書」と銘打つ。政治、経済、民族等の各分野につき、経緯と習近平時代の変化を解説している。平易な一般書ながら、執筆陣は豪華だ。
     編著者は習近平時代を、改革開放時代の西欧モデルの追求とは異なる「中国独自の発展モデル」と総括している。経済は大型基幹企業の国有制と市場メカニズムの併存、そして政治は人治をベースにした「儒教的な賢人統治」と述べている。

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著者プロフィール

早稲田大名誉教授。1947年生まれ。
早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員として北京日本大使館勤務、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。
専門は、中国政治、東アジア国際関係論。
著書『中華人民共和国史 新版』(岩波新書)、『中国政治の社会態制』(岩波書店)、『「中国共産党」論』(NHK出版新書)、『日中対立』(ちくま新書)ほか多数。

「2021年 『中国のロジックと欧米思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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