PLATONIC SEX(小学館文庫) (小学館文庫 R い- 22-1)
- 小学館 (2001年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094023961
感想・レビュー・書評
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たまたま実家の本棚にありました。おそらく妹が買ったのでしょう。
普段なら全く興味を持たないたぐいの本ですが、この間、著者の飯島愛さんが亡くなったのを思いだし、手に取ってみました。
彼女とは同年代です。親が厳しく、学校で2番の成績だったとき、ほめられるよりも、「なんで1番じゃないの!」と怒られたというエピソードは、私も全く同じ経験があります。私は全く逆の、真面目で地味な青春時代を過ごしましたが、時代が重なるので、懐かしさもありました。
私と彼女がもっとも違うのは、彼女は人一倍寂しがりやだというところ。また、彼女のあらゆる努力の原動力が、その時点で好きだった男性への思いだったというところ。
本の中に、彼女の恩人がマンションで謎の死を遂げたのを発見される話がありましたが、飯島愛さん自身の亡くなり方によく似ていて、びっくりしました。一人暮らしをしている人は、孤独死になる可能性があります。
プロの執筆家ではないので、人に勧めるものではないですが、10代の頃から、世の中の裏の裏まで体験してきた彼女の本には、こなれた文章にはない重みがあります。太く短い人生でした。合掌。 -
以前一度読んで、作者である飯島愛が亡くなって、しばし時間がたってから読み直したが、私のような人間には今一ピンと来ない部分が多い本。読む側の好き嫌いと言うか、受け入れられるか?られないか?が、はっきり分かれる本だと思う。
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◎
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あの飯島愛の昔の話。
うわさほど面白くもなく、読まなくてもよかったなぁとおもいました。
まぁ読みやすくはあります。