異族 (小学館文庫 R な- 2-2 中上健次選集 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (952ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094026122

作品紹介・あらすじ

「路地」に生まれたタツヤ、在日韓国人二世のシム、アイヌモシリのウタリ-胸の同じ場所に、同じ形の青アザを持ち、互いの血を啜り合って義兄弟の契りを結んだ三人の屈強な男たち。そのアザの形に旧満州の地図を重ね見る右翼の大立者・槇野原は、空手の猛者である三人を前に、青アザの三勇士による満州国の再建を説く。右翼への傾倒と、三人の確執。自らの根源を求めての闘争と呻吟。数奇な運命に導かれるように次々と姿を現す青アザの「異族」たち。海を越え、民族を越えた混沌の中に日本の根を問い、文学の未知なる地平に挑んだ中上健次最後の超大作。

感想・レビュー・書評

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  • 異族
    異族(完結篇)
    参考資料 異族最終回300枚
    「天皇」小説としての『異族』 渡部直己
    (目次より)

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著者プロフィール

(なかがみ・けんじ)1946~1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

「2022年 『現代小説の方法 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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