中上健次のおすすめランキング

プロフィール

(なかがみ・けんじ)1946~1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

「2022年 『現代小説の方法 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中上健次のおすすめランキングのアイテム一覧

中上健次のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『岬 (文春文庫 な 4-1)』や『枯木灘 (河出文庫 102A)』や『千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)』など中上健次の全358作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

岬 (文春文庫 な 4-1)

1467
3.60

感想・レビュー

 とても複雑な血縁関係。どれも中上さん自身をモデルにされているらしく、母親が複数回結婚している人で、母親と初めの夫との間に出来た姉、兄、母親の今の夫の連れ... もっと読む

枯木灘 (河出文庫 102A)

1166
3.77

感想・レビュー

"その土地は、海沿いを行けば大阪へも名古屋へも、山の道をたどれば奈良へも、通じていた。山が幾つも連なり、山と山のふもとに人が住み、その人口四万弱の土地は、... もっと読む

千年の愉楽 (河出文庫―BUNGEI Collection)

833
3.85
中上健次 2010年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

★★★ 山にへばり付くような土地作られた”路地”は、昔は町への出入りも制限され、男たちは革をなめしたり土木仕事をするしかない集落だ。 オリュウノオバは... もっと読む

十九歳の地図 (河出文庫 102B)

665
3.47
中上健次 1981年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読了。貧しさと差別とコンプレックスが吹きだまる路地は都会にも地方にも、昔も今も、存在し続ける。それが見えるか見えないかは、何を見ようとするか、知ろうとする... もっと読む

十九歳の地図 (河出文庫)

360
3.56
中上健次 2015年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宇佐見りんさんの推し作家ということで読んでみたかった中上健次。 「一番はじめの出来事」「十九歳の地図」「蝸牛」「補陀落」の4編からなるこちらが第一作品集... もっと読む

枯木灘 (河出文庫)

356
4.00
中上健次 2015年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「推し燃ゆ」の宇佐見りんの推しに中上健次が挙げられているのを知って手にした本書。 今ではコンプライアンスやらハラスメントやらで抑制された人間の根源的な衝... もっと読む

重力の都 (新潮文庫)

256
3.58
中上健次 1992年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎『春琴抄』へのリスペクトを込めた連作短編集。 端的に言って極上。とにかく作品の持つ神聖さや美しさにゾクゾクする。あとボリューム丁度良い。 同氏... もっと読む

軽蔑 (集英社文庫)

240
3.50
中上健次 1999年2月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中上健次最後の長篇。そういえば読んでいなかったのだが、映画化されるらしく文庫になったので、買ってみた。 中上健次の小説の魅力は、なんといってもその文体に... もっと読む

十八歳、海へ (集英社文庫)

234
3.40
中上健次 1980年7月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

秋幸三部作に見られるような神懸かった才能はまだ発出していない。しかし独特な文章表現や着眼点は天才の片鱗を感じさせる。「愛のような」で何処か既視感を覚え、そ... もっと読む

紀州 木の国・根の国物語 (角川文庫)

233
3.81
中上健次 2009年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の魂の故郷とも言える和歌山のルポタージュ。 ぐるぐると縁の深い土地を回りながら、土着の逸話やそこに住む人々の話を、10p弱で区切った短編集形式。にも... もっと読む

軽蔑 (角川文庫)

209
3.25
中上健次 2011年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

突き詰める所までいった路地シリーズから一転、当時の中上の筆力による最期の長編。 中上の良いとこも悪いとこも全て入った、中上にしか描けない男と女の物語。 前... もっと読む

熊野集 (講談社文芸文庫)

174
3.72
中上健次 1988年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

創作の『不死』や『鬼の話』などは冴え渡ってるが、作者自身の生まれの話は、他作を読破してきた自分には少し食傷気味に感じ読み進めずらかった。 もっと読む

地の果て 至上の時 (新潮文庫)

163
3.77

感想・レビュー

紀州の”路地”を舞台にした秋幸サーガの最終話。 前作「枯木灘」で路地を離れた秋幸が三年後に戻ってくる。 時代は高度成長による土地開発が進み、”路地... もっと読む

鳳仙花 (新潮文庫)

161
3.80

感想・レビュー

読みながら何故とは知らず津島佑子の作品群の記憶が呼び起こされた。根本的に似ても似つかない両者だが、生き死にのはざかいを取り払って見せる手前の鮮やかさが、共... もっと読む

地の果て 至上の時 (講談社文芸文庫)

161
3.87
中上健次 2012年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

確かに日本文学史上に残る傑作だ……。 神話の地であり噂が絶えず立ち昇る熊野で繰り広げられる、「蠅の王」浜村龍造と秋幸父子の愛憎劇。 山の緑、草を焼く炎、男... もっと読む

十九歳のジェイコブ (角川文庫)

156
3.52
中上健次 2006年2月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文庫で読める中上健次の小説はほぼ制覇したと思っていたのだけど、突然これだけスルーしていたことを思い出す。入手が楽なので逆にいつでもいいやと後回しにしていて... もっと読む

中上健次 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集23)

155
4.06
中上健次 2015年1月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中上健次の初体験。この全集がなければ、一生読まなかっただろうと思う。そもそも、私は私小説は嫌いだ。中上健次はその類だろうと思っていた。 読み始めてしばら... もっと読む

蛇淫 (講談社文芸文庫)

150
3.26
中上健次 1996年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どの話の主人公もみな荒くれもので、シンプルな思考形態を持って生きている人物として書かれているな、と思った。シンプルであるが故に閉塞感を感じる生活が生々しく... もっと読む

日輪の翼 (河出文庫)

142
3.83
中上健次 2012年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

素晴らしいの一言。 『地の果て 至上の時』で完結したかに思われた“路地”が、なんと移動を始めた。 移動に使う冷凍トレーラーの比喩となる表題も見事。 神的... もっと読む

路上のジャズ (中公文庫 な)

128
3.00
中上健次 2016年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新宿、ジャズ、薬などの題材を通じ60年代後半の空気感がビンビン伝わってくる文章。併録された対談で渡辺貞夫はBGMと断じているのも、さもありなんと思う。 氏... もっと読む
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