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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094026962
感想・レビュー・書評
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書名の通り、往復書簡が中心になって論が進む。被告人の言い分が奇妙であるのは分かるとして、著者が被告人に取り入るための態度が極めて異様に思えた。目的のためには何でもする(というか何とでも言うというか)のだなぁという…
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09011
1999年、池袋サンシャイン通りで発生した通り魔殺人事件。
著者は獄中にいるこの犯人と手紙のやり取りを試みる。
その過程を詳細に綴ったノンフィクションが本書(小学館文庫)。
と、いうわけで犯人から著者に送られてきた手紙の内容ですが・・・
これはもう単なるキ○○イの妄想以外の何ものでもないでしょう。まともに読んでられません。
それに辛抱強く、ていねいにつきあって、犯人の真意を引き出そうとする
著者のジャーナリスト魂に頭が下がります。
この手紙、ある意味キ○○イの心理を解明するものとして
貴重な資料である。
これを心理学者あたりにぜひ分析していただきたいところだ。
意外と本質的な部分では、僕たちの中に同じものがあるかもしれない・・・。
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