大蔵省元相談官酷税驚愕のしくみ (小学館文庫 R ひ- 2-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094028010

作品紹介・あらすじ

サラリーマンなら毎月天引き、自営の方は毎年二月の狂乱の帳簿づけで徴収される所得税にはじまり、納税のために手放さなくてはならぬ先祖代々の土地家屋という図式もあったりするはてな?の相続税、住民税に消費税、車が走ればガソリン税、楽しく飲んだら酒税、輸入品には関税などなど、われわれ国民はやたらと税金を納めているんだが、そうしてかき集められた膨大な国家予算は、どう使われているのだろうか…?外面減税・内面増税と、手を替え品を替え血税を搾り取ろうとする利権にまみれた政府。税収に反し年々増加する歳出と巨額の国債。国民に明らかにされない驚くべき徴税の理念と原則。この無謀がまかり通る日本はどうなる。

感想・レビュー・書評

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  • 90年代末の発刊。

    当時のバブルの発生から小渕政権時の、税制の問題点を鋭く解説してる。
    さすがに、現在では古びてる点あるが、今でもなお活かされるべき点は多い。

    個々の主張はもっともな点も、?のつくものもあるが、日本の政府の変革の遅さには驚くばかりである。
    著者が心配してるように、このまま公共事業を続けていると亡国の道を歩いて行くばかりだ。
    その点では、民主党政権の失敗は返すがえすも残念である。
    先祖返りをした日本が、自民党とともに滅ばんことを切に願う。

    それにつけても、省益を至上命令とする官僚退治はどうすればいいのか、処方箋がわからない。

  • 納税意欲減退。

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