セラフィムの夜(小学館文庫) (小学館文庫 R は- 3-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 118
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094030013

感想・レビュー・書評

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  • 久々の花村作品。
    彼の描く男性が堪らなく好きだ。
    雄々しくて女々しくて、
    逞しくて脆い、そんな男性の性(サガ)を見ると
    あぁ男の人ってなんて可愛いんだろうと
    そんな事を思う。

    「生命とは、痛みなのだ」
    なるほど。今回も中々に痛かった。

  • エログロジェットコースターバイオレンスドラマ。前半はあまり好きじゃないが後半盛り上がって楽しめた。結末はあっけないが、ラスト近くに作者が伝えたかった主題(とても良い言葉)が書かれている。

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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