おれたちを笑うな! わしらは怪しい雑魚釣り隊 (小学館文庫 し 2-10)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061949

作品紹介・あらすじ

抱腹絶倒釣行記、大人気シリーズ第4弾!

たとえ小さな雑魚でも百匹釣れれば雑魚鍋だ!
椎名隊長率いる雑魚釣り隊は、今日も釣り竿かついで東へ西へと飛び回る。
狙うはゴマサバ、アイナメ、イカにタコ。もちろん雑魚は大本命。
堤防カラアゲに絶叫し、死に辛ソバでアヒアヒ化しながらも、男たちは釣り雑誌からのリストラ通達や、韓国・済州島のサバイバル釣り、真冬の海浜強化合宿といった試練に立ち向かっていく。
焚き火とビールの黄金時間に響き渡るのは、大漁を祝う歓喜の歌か、はたまた、ボウズを嘆く泣き声か――。
抱腹絶倒の釣り紀行。待望の大人気シリーズ第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • キャンプにこだわるかと思いきや宿を取る。
    雑魚にこだわるかと思いきや大物を釣る。


    このいい加減さが好きだ。

  • 人気のシリーズ第四弾。71歳になったシーナ隊長は相変わらず元気に飲んで、食べて、旅して、焚火をしている。
    抱腹絶倒の釣り(?)紀行のエッセイ。

  • 雑魚釣り隊
    あー,キャンプしたい。たき火したい。おじさんになると仲間と一緒にっていうのが難しくなるから,余計に雑魚釣り隊がうらやましいな。

  • 懐かしのシリーズ
    安心して読めますね

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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