長崎新地中華街の薬屋カフェ (小学館文庫 え 10-2 キャラブン!)
- 小学館 (2018年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094065299
作品紹介・あらすじ
お疲れ女子を癒す、中華菓子と極上美青年!
ドラッグストアで働く藤子は、優秀な営業成績を認められて、長崎の店舗へと配属されることに。中華街の近くにある新しい職場で心機一転、がんばろうと張りきるが、売上げのプレッシャーにさらされ、お客様のクレームにあたふたし、スタッフの複雑な人間関係に翻弄され……心労がたまった藤子は、もはやダウン寸前! ある日の仕事帰り、ついに道ばたでうずくまってしまう。そんな藤子を助けてくれたのは、華やかな中国服を着た、人懐こい“わんこ系美青年”だった。
長崎新地中華街にある「薬屋カフェ」で働いているという青年ワンは、美容と健康にいい中華菓子と中国茶に、いまの藤子に必要な成分がぎゅっとつまっているという。黒蜜牛乳プリンに馬拉カオ、南瓜の花巻に飴餡の焼き餅、雪花氷。豊富な薬膳知識ととびきりの笑顔でワンが勧めてくれるのは、美味しくて体に優しい甘味たち。その甘さと彼の笑顔で、藤子はゆっくりと自分を癒していく――。
お疲れならば、長崎中華街へ! 働く女子の心と体にうれしい、癒しと恋の物語。
感想・レビュー・書評
-
よし!今晩は中華料理に決定!
美味しそうな中華グルメが沢山出てきて食欲をそそる一冊だった。
王道の恋愛系だったけど、ドラッグストアと絡ませる感じはあんまり聞いたことなくて面白かった。ちょっと薬の知識も得られたし。
中華街って横浜ってイメージあったけど、長崎にもあるのか~
ちゃんぽんの話も出てきて食べたくなったからあのお店に行こう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラッグストアで働く藤子は異動先に馴染めず、心労で倒れこんでしまう所を助けてくれたのは、チャイナ服を着たイケメン・王(ワン)だった。長崎の中華街の薬膳カフェで働いていると言うワンに誘われて行ってみると、とても癒されて…
わんこ系イケメンと、しっかり者な藤子がとても良い感じでホッコリしました。
カフェのオーナーの人柄も良い人で、中国茶苦手な私でも興味が沸きました。
続けて2巻を読み進めたいと思います。 -
背表紙には、甘味と恋とありますが、個人的には、お仕事小説♪
大きな事件やミステリーがあるわけでなく、仕事ができる藤子の成長物語なわけでもない(笑)淡々とドラッグストアの日常が描かれます。
心が疲れた藤子を癒すのは薬屋カフェの、お菓子とお茶。カフェのマスター煎れたお茶は、藤子の疲れた体と心を癒して ゆくのです。
マシメサ先生のデビュー「北欧貴族と猛禽妻」のような愛情物語を期待したら、肩透かしでしたが、楽しい時間でした。
#長崎新地中華街の薬屋カフェ
#江本マシメサ
#小説
#小説好きな人と繋がりたい
#小説好き
#小説倶楽部
#ラノベの杜
#ラノベsyokai
#ラノベ -
ドラッグストアで主人公が奮闘する様子が楽しくて、あっという間に読み終わりました。恋愛要素はまだまだこれからといった感じですが、主人公が思い悩みつつも頑張る姿だったり、食べ物やカフェでの場面を丁寧に書かれていたのが、個人的にはすごく好きでした。私も仕事を頑張ろうと思えるような、優しい1冊です。
-
最初は恋愛要素が多いのかな?と思っていたのですがお仕事の描写も多く、テンポよく読めて楽しかったです。
藤子さんがドラッグストアの社員さんとして優秀で頑張っている姿も好感が持てますし、ワン君も可愛くてとても素敵な2人だなあと思います。
マスターとのやりとりも微笑ましくて好きです。
こんな薬屋カフェがあったら行ってみたいなあ…長崎にもまた行きたくなりました。 -
元ドラッグストア店員なので、ドラッグストアの女主人公が題材の作品は珍しいと思い購入しました。
ドラッグストアのあるあるや、個性的な同僚や色々な問題を悩みをお客さん、優しいマスターやワンくんに心癒されました(∩´∀`∩)長崎にモデルとなった所があると聞いたのでコロナが開けたら長崎新地中華街を食べ歩いてみたいな〜と思うような素敵な長崎を舞台にした小説でした。普段小説をあまり読まない私も2人の恋愛が気になりするする読めました! -
これはなかなか。
-
“大草原”で思い出し笑いが止まらなかったw
-
わんこみたいなワン君と出会った、ドラッグストア勤めの女の子。ドラッグストアらしい困難とぶつかってはワン君に会ってほっこりしたり。