浅草ばけもの甘味祓い ~兼業陰陽師だけれど、上司が最強の妖怪だった~ (小学館文庫 C え 1-4 キャラブン!)
- 小学館 (2019年10月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094066937
作品紹介・あらすじ
陰陽師な女子社員の上司は京都から来た鬼?
浅草の会社で働く永野遥香は、もう一つ、内緒の仕事を持っている。それは浅草の町を守る『陰陽師』の一族としての仕事。毎晩会社帰りに町を見回り、治安悪化の原因になる怪異を〈甘味祓い〉で祓っているのだ。
昼は会社員、夜は陰陽師として忙しく働いていたある日、遥香の職場に京都支社から新しい係長がやってきた。彼の名は長谷川正臣。イケメンかつ有能で独身の長谷川の登場に、色めきたつ女子社員たち。互いをライバルとみなして火花を散らせる中、遥香は長谷川を見た瞬間に胸が激しく高鳴って、彼以外何も見えなくなる。……これって、もしかして恋!? いや違う。遥香は気づいてしまった。この気配は強大な邪気。彼は人間じゃない、最悪最強の“鬼”だ……!!
遥香が陰陽師だと気づいているのかいないのか、なぜか好意的な態度をみせる長谷川係長。そんな彼に振り回されながらも、なんとか鬼に対抗すべく甘味祓いを仕掛ける遥香。だが、遥香の行動が他の女子社員には『抜け駆けのアプローチ』に見えて――!?
浅草を舞台に、兼業陰陽師の女子社員と京都からやってきた鬼(ホンモノ)上司がスリリングなバトルを開始!? 危険なラブコメディ!
感想・レビュー・書評
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いや、展開早いわ〜
最後にネタバラシして
記憶がないからいたずらって小さい子みたい
どっかで思い出したりするのかなぁ〜 -
ゆるっとした感じですが弱い陰陽師と最強の鬼のやり取りが楽しい。
優しいのか冷たいのか分かりにくい鬼の不器用さも良かったです。 -
鬼・長谷川さんのキャラが掴みにくく、イケメンと急接近!という王道展開の割に、グッと来なかった。でも、ばけもの甘味と来たら読まずにはいられませんので続きも読みます
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陰陽師のイメージからは離れているけど、すごい壮大なロマンだとおもう。
これからの二人も気になるところです。 -
会社員で陰陽師の遥香。お人好しで、「陰陽師」と聞いてイメージする人とはかなり違うように思える。怪異の祓い方も。「鬼」であるはずの上司、長谷川もかなり謎。遥香に近づかないようにしているのかと思ったら、お菓子やご飯を一緒に食べたりして...。全く違う2人が一緒にいるのは、不思議だとも思ったけれど、なんとなく楽しそうで、もっと見ていてくなった。