小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜 (小学館文庫 ふ 20-3)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094067385

作品紹介・あらすじ

世紀の大発見が、ここにある!

のび太が恐竜博の化石発掘で見つけた化石。恐竜のたまごだと信じたのび太は、タイムふろしきで化石を元の状態に戻すと…生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。のび太に似て、ちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界が来てしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前へと出発。キューやミューの仲間を探す旅がはじまった!

【編集担当からのおすすめ情報】
ドラえもん50周年記念作品!
川村元気のオリジナル脚本を完全小説化!!

感想・レビュー・書評

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  • 劇場で見てモヤモヤして、あれはなんだったんだろうな?と思い、小説版を読み、またモヤモヤした。

    良い作品なのかもしれないけど、私には合わなかった。

    ノビサウルスの学名だったり、『のび太の恐竜』リブートだったりで、話題になるだけの力はあると思った。

  • 今までのドラえもんシリーズで、1番泣いたかも知れない。
    ジャイアンの「のび太を泣かせていいのは俺たち仲間だけだ」にも、スネ夫の機転の効かせ方にも、しずかちゃんの強さにも、のび太の深い愛情にも、ドラえもんの親心にも。

    なかなか読み進めない私に、長女が何度も早く読んでと急かした本。そうだね、これをママに読んでほしかったんだね。

  • 劇場で映画を見たので、そのまま小説も読了。
    終盤のたたみ方に強引さはあれど、オリジナルとしてはとてもいい作品だなと感じました。映画版は音声ですが、小説版の説明などで納得できる部分も多く、読んでよかったと強く感じました。

    川村さんがラジオにて答えたように、序盤ののび太の恐竜に似せた展開はわざとで、双子が生まれてくる瞬間からパラレルワールドとしているようですが、その世界線で○○○が出てくるのは明らかにおかしいかなと思いましたが、ファンサービスに関していうのは野暮なのかもしれません。

    映画版では明らかにキャストロールに当時と同じ声優さんの名前で彼の名前がありましたが、小説版は鳴き声と首長竜という特徴、そして懐かしいような感覚といった表記のみだったため受け入れやすかったです。

    ラストに出てくる明らかに大きい翼竜に関しても、ドラのびは知らなくてもTPの二人は「明らかに大きい。あれは○○か」というような説明があれば不自然さもなくなるのかなと思います。

  • めちゃめちゃ泣いてしまった。のび太が優しすぎる。
    子育て世代のママパパにこそ読んで欲しい。のび太のキューに対する思いが、自分が子供に対する思いと完全に重なってしまう。
    友情あり、冒険あり、ちょっとした謎解きもあり、子供も大人も楽しめる、すごくいい小説でした。子供も恐竜に興味を持つんじゃないかな。
    作者が作品に込めた思いも色々感じとれました。
    早く映画観たいなー。

  • 子どもたちが映画を観にいきたいんだけど、公開が延期になり、代わりに子どもたち学級手に取った一冊です。この恐ろしい感染症流行の中にあっても、不器用すぎる人の優しさと努力はきっと本を読んだ子どもたちの心を暖めてくれると思います。

  • 出会いと別れ
    人を思いやる気持ちの心
    改めて、自分さえ良ければよいという考え方は、
    間違っており、人の為に何をしたら良いのか、何が出来るのかを改めて感じさせて貰いました。
    大人の方、ドラえもんをバカにしては行けません。
    まず、読むべし。
    皆さまも、是非!

  • 意外と、やられた感あるゎ。面白かった。
    はじめは、ハイハイ、いつものドラえもんねー、て感じだったけど、まさかの、過去における未来人との遭遇(笑)。

    最後、子どもの学習と情操のためにはあぁするしかないとは思いつつ...。違和感は拭えないね。
    歴史を変えていない設定にして、美徳と崇めているけれど、つまりは結局変えてるしな。
    人類の歴史は変えてやいけど、人類が生まれなかったかもしれない歴史は変えてる。
    結局、タイムパトロール隊の役割は、人類の歴史を変えないことだからそれで正しいし、歴史、なんて物に価値を見いだすのは結局人間だけなんだろうからそれでいいけどさ、ちょっとした嫌な感じは残っちゃうね。

    ま、ちっちゃい子向けの、(でもなかなかに規模の大きな)小説です。

  • 2020年02月19日読了。

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