夜に啼く森 (小学館文庫 カ 3-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094072495

作品紹介・あらすじ

女刑事×生還者の人気シリーズ、激熱最新作 ジョージア州北部のアパラチア山脈の山道で、15年前に失踪した女性の遺骨の一部が発見された。ボストン市警の部長刑事D・D・ウォレンは、自警団の主宰者フローラと、コンピュータ・アナリストのキースを捜査の協力者として伴い、現地に飛ぶ。フローラはかつて472日間にわたり、怪物のような男ジェイコブに監禁され、そこから生還した経験を持つ。そして発見された遺骨は、ジェイコブの関与が疑われた最初の被害者のものだった。現地で待ち受けていたのは、監禁事件の際にフローラを保護したFBI捜査官のキンバリー。彼女たちは真相を求め、残りの遺骨を捜索し始めるが…。理不尽な暴力や虐待に苦しみながら必死に生きる女性たちと、自らも傷だらけになりながら怪物に立ち向かい彼女たちを救おうとする2人、D・Dとフローラを描く、米国発大人気シリーズ、魂が震える激熱最新作! 【編集担当からのおすすめ情報】 米国で大人気のボストン市警を舞台にした女刑事D・D・ウォレンシリーズ。ワーカホリックで猪突猛進な主人公D・Dに、長編8作目にあたる『棺の女』から生還者フローラ・デインというさらに強烈なキャラクターが加わり、続く『完璧な家族』『噤みの家』ではフローラがD・Dの右腕となり事件を解決していくスタイルとなりました。本作『夜に啼く森』はそのD・D×フローラシリーズの第4弾であり、一区切りの作品でもあります。ボストンからジョージア州に舞台を移し、小さな町で起きる現在進行形の事件と、フローラがかつて地獄を味わった監禁事件の真相を繙きながら、過去と向き合いもう一度生きようとするフローラの姿が熱く美しく描かれます。そして相変わらず難事件が大好物で、弱き者にはとことん優しいママ刑事D・Dの凜々しさ、やはり母親であるFBI捜査官キンバリーのプロフェッショナルぶり…と、痺れるほどかっこいい女たちのキャラクターが秀逸。彼女たちを支える男たちの誠実さ、強烈なシスターフッドにも胸が熱くなる、傑作スリラーです。

感想・レビュー・書評

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  • WHEN YOU SEE ME | Kirkus Reviews
    https://www.kirkusreviews.com/book-reviews/lisa-gardner/when-you-see-me/

    Lisa Gardner - #1 New York Times bestselling author of suspense
    https://www.lisagardner.com/

    夜に啼く森 | 書籍 | 小学館
    https://www.shogakukan.co.jp/books/09407249

  • フローラ・デインものの恐らく最終作。生存者が生還者となり、日常の側に一歩踏み戻れたのは素直に喜ばしいシーンだった。あれの「父親」とのやりとりもなかなかよい。
    妙に活躍するキンバリー捜査官については、あとがきで別作品の主人公とは知って納得。そちらも気が向けば読んでみようと思う。
    それにしても、謎に包まれ続けた主犯の正体が急にバレる終盤のダイナミックさよ。いい意味で雑な処理のおかげでするする読めた。
    他、いつもの被害者応募企画で、大勢の友人に推挙してもらって作中で自殺したステイシーさんはそれで本当にいいのかと思わず笑った。

  • ちょっと展開が荒っぽいが、すいすい。
    この町、恐ろしすぎるだろ。

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