- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094083194
作品紹介・あらすじ
恋はスタンプカードのようなものだ、と私は思う。キスをして、好きだと思って、何かをわかり合って、やさしい気持ちになって――。そんなことがある度に、私たちはスタンプを押す。いつまで続くのかな? 密やかな気分で私は思う。このカードはいつか、かけがえのない何かと交換できる。そんな日がきっとくる。その日まで、私たちは小さな声で歌うのだ。最強の恋のうたを歌うのだ――。
累計18万部突破のロングセラー「100回泣くこと」に続く、初恋青春小説の誕生。
感想・レビュー・書評
-
高校生のときにはじめて読んでから、私的No.1にあり続けている本!
登場人物達のかけ合いや関係性がとても素敵。
行き詰まったときや心が荒んだときに読み返したくなる、本当に大好きな本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋人同士にも一緒に過ごす時間と別々で過ごす時間の過ごし方や考え方、思いは違う。登場人物の経験することや考え方一つ一つが面白い。
-
友達のおすすめ本
落ち着いた男女の若さが漂う恋愛模様が描かれており、穏やかな気持ちになれる
普段恋愛小説を読んでいて物語中の出来事を自分事として捉えることはあまり無いのだけど、この小説のヒロインの言葉には共感という意味で何度か心をじんわりと温められた
きっと自分の中で何かが変化してるんだろうな
日常の見過ごしそうな幸せを言語化してくれる本は定期的に吸収したいよね
✏大野君は最後に残っていた鴨肉を食べた。それは私が狙っていた肉だったけど、許してあげることにした。たとえ恋人同士でも、肉にキープなんかないのだ。 -
当たり障りのない良い話であった
-
大学生の二人が付き合いだして、お互いを知るためにコミュニケーションをはかっていく。もちろん二人だけの物語ではなくてまわりの魅力ある人々があまりにも素敵だ。他の作品にも登場する木戸さんはぜひ覚えておいてほしいが、何よりみんなの台詞が秀逸で心があたたまる。浄化されたい人は是非読んでほしい。
-
読了後、青春を思い出して優しい気持ちになれる。
-
#読了
#絶対、最強の恋のうた
「相手が嬉しかったり、幸せを感じてくれたりしたら、それは自分にとって何より嬉しいし、幸せだなって思ったんだ」
なんて良いセリフだなーとか思いながら読了してはみたんですが、ちょっとうーん、後半訳分からなくなったかも -
木戸さんが好き。
-
記録