絶対、最強の恋のうた〔小学館文庫〕 (小学館文庫 な 6-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1949
感想 : 193
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083194

作品紹介・あらすじ

恋はスタンプカードのようなものだ、と私は思う。キスをして、好きだと思って、何かをわかり合って、やさしい気持ちになって――。そんなことがある度に、私たちはスタンプを押す。いつまで続くのかな? 密やかな気分で私は思う。このカードはいつか、かけがえのない何かと交換できる。そんな日がきっとくる。その日まで、私たちは小さな声で歌うのだ。最強の恋のうたを歌うのだ――。
累計18万部突破のロングセラー「100回泣くこと」に続く、初恋青春小説の誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のときにはじめて読んでから、私的No.1にあり続けている本!
    登場人物達のかけ合いや関係性がとても素敵。
    行き詰まったときや心が荒んだときに読み返したくなる、本当に大好きな本。

  • 恋人同士にも一緒に過ごす時間と別々で過ごす時間の過ごし方や考え方、思いは違う。登場人物の経験することや考え方一つ一つが面白い。

  • とりたてて何が起きるわけではないのだが、誰かを愛し愛される事の幸福を思い出させてくれる1冊。
    彼と彼女それぞれの視点で描かれる大学生カップルの優しく穏やかな恋愛小説。お互いがお互いを思いやっていて理想的なカップル。この二人の続きが読みたくもある。
    そしてとにかく木戸さんがフリーダムでかっこいい。
    「大した敬意をもてないときこそ礼儀ってやつが便利だろ。」はなかなか名言だと思う。
    木戸さんをはじめ、加藤さん、門前さん、ユキのママ、稲葉など中村作品には印象的な脇役が多い。

  • 友達のおすすめ本
    落ち着いた男女の若さが漂う恋愛模様が描かれており、穏やかな気持ちになれる

    普段恋愛小説を読んでいて物語中の出来事を自分事として捉えることはあまり無いのだけど、この小説のヒロインの言葉には共感という意味で何度か心をじんわりと温められた
    きっと自分の中で何かが変化してるんだろうな
    日常の見過ごしそうな幸せを言語化してくれる本は定期的に吸収したいよね

    ✏大野君は最後に残っていた鴨肉を食べた。それは私が狙っていた肉だったけど、許してあげることにした。たとえ恋人同士でも、肉にキープなんかないのだ。

  • 当たり障りのない良い話であった

  • 大学生の二人が付き合いだして、お互いを知るためにコミュニケーションをはかっていく。もちろん二人だけの物語ではなくてまわりの魅力ある人々があまりにも素敵だ。他の作品にも登場する木戸さんはぜひ覚えておいてほしいが、何よりみんなの台詞が秀逸で心があたたまる。浄化されたい人は是非読んでほしい。

  • 読了後、青春を思い出して優しい気持ちになれる。

  • #読了
    #絶対、最強の恋のうた

    「相手が嬉しかったり、幸せを感じてくれたりしたら、それは自分にとって何より嬉しいし、幸せだなって思ったんだ」

    なんて良いセリフだなーとか思いながら読了してはみたんですが、ちょっとうーん、後半訳分からなくなったかも

  • 木戸さんが好き。

  • 記録

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著者プロフィール

建築家。博士(建築学)。株式会社MOSAIC DESIGN代表。
1978年東京都生まれ。2002年日本大学理工学部建築学科(高宮眞介研究室)卒業、2005年早稲田大学大学院修士課程(古谷誠章研究室)修了。2008年同大学博士後期課程単位取得退学、助手・嘱託研究員を経て、2010年〜16年東京大学大学院隈研吾研究室助教。2011年東南アジアのストリートの屋台に関する研究で博士(建築学)取得。同年建築設計事務所MOSAIC DESIGN設立。明治大学I-AUD、早稲田大学、日本大学などで非常勤講師を務める。店舗・住宅・ホテル・商業施設・マーケットなど、屋台からアーバンデザインまで、何か楽しいことやりましょう!をキーワードに大小さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。

「2023年 『POP URBANISM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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