相棒 ―劇場版2― (小学館文庫 お 25-7)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085587

作品紹介・あらすじ

前代未聞の篭城事件が発生。現場は警視庁十一階の会議室。定例会議に出席していた警視庁幹部十二名が人質となった。犯人の要求は不明。機動隊とSITが強行突入を試みた瞬間、室内に一発の銃声が轟く。この顛末にいち早く懸念を示した警視庁特命係の杉下右京は、神戸尊とともに事件の真相を追う。だが人質となった幹部たちの証言はどれも曖昧で、篭城犯射殺は正当防衛として処理されようとしていた。やがて右京と尊は、犯人の意外な過去と七年前のある事件を突き止めるのだが-。「相棒」が再び劇場へ。スクリーンと異なる驚愕の結末で正義を問う究極のノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • 筋を追う、という意味では
    今までに読んだ相棒ノベライズの中でいちばん判り易く書かれていたと思う。
    言い換えれば、ものすごく淡々と起こった出来事のみをなぞっていったような。
    一応は神戸くん視点で話が進んでいるものの
    彼の心の動きというようなものはあまり汲み取れなかったような気がする。

    実際に映画を見てから2年ほど経つのだが
    今回このノベライズを読むことは確認作業に近かったと思う。
    ロープで滑り降りる右京さん、首にタトゥーがある男、
    朝比奈圭子をエレベータから押し出したときの八重樫の表情、といった
    映画での細かいディテールや映像は、読みながら目に浮かんできた。
    (神戸くんのシャワーシーンがうやむやに書かれていたのにはちょっと笑った)
    純粋に筋を追うのには、このくらい淡々とした筆致の方がいいのかも。
    映画をDVDで見つつ補完する、という楽しみ方もありだと思った。

    7年前の公安案件と籠城事件の解決まではほぼ映画と同じ流れなのだが
    そのあとが映画とは大きく異なっている。
    相棒自体がここで終わっていれば何の問題もない終わり方だが
    今となってはその後の流れを知ってしまっているので(爆)
    あの結末だと齟齬が生じるんだがどーすんだ?、と、いらぬ心配をしてしまう。
    官房長の件に関しては本編season9のノベライズでフォローされてるけど
    特命を離れた後の神戸くんの異動先がなくなっちゃう(笑)。

  • 2013.12.13
    ドラマは人気があるようだけれど、警察組織の内情としては興味深くはあるものの、感情の機微が描かれず感情移入出来ない。こんなものか?

  • ドラマ『相棒』の劇場版2作目のノベライズ。ただし、前作もそうだったのですがこちらも映画とは違う結末になっている模様…。果たして映画はどんな内容になっているのか…。

  • 官房長死ななくてこっちのほうが好きかもしれない…

    絶対的な正義と
    大局的な正義

    どちらがいいかなんて
    わからないけど

    壮大だなぁって
    いつも思う。

  • 面白かった。

  • 最後がね、ちょっと。

  • 熊本、奄美大島などを舞台とした作品です。

  • 映画は観てないけど、本は読んだ。えーっと。登場人物がちゃんとドラマの配役で浮かんだけど、普段の相棒のドラマとどれくらい違うのかが相棒歴が浅いうちにはわからなかった。お話としては面白かったし、映画として撮られたのをみたらまた感想が変わるかもしれないけど。普通に相棒でした。でも、後味的に悪くないけどひっかかる。

  • 警視庁11階の会議室で、総監以下幹部12名が人質になるという籠城事件が発生。機動隊とSITの強行突入で犯人は死亡するが、犯人の要求は不明のまま。

    結末が映画と異なるんだそうだが、映画を観ていないので何とも・・・

    (2011/2/24)

  • 【あらすじ】
    前代未聞の篭城事件が発生。現場は警視庁十一階の会議室。定例会議に出席していた警視庁幹部十二名が人質となった。犯人の要求は不明。機動隊とSITが強行突入を試みた瞬間、室内に一発の銃声が轟く。この顛末にいち早く懸念を示した警視庁特命係の杉下右京は、神戸尊とともに事件の真相を追う。だが人質となった幹部たちの証言はどれも曖昧で、篭城犯射殺は正当防衛として処理されようとしていた。やがて右京と尊は、犯人の意外な過去と七年前のある事件を突き止めるのだが―。「相棒」が再び劇場へ。スクリーンと異なる驚愕の結末で正義を問う究極のノベライズ。

    【感想】

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