とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
4.04
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本棚登録 : 1949
感想 : 242
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510522

感想・レビュー・書評

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  • MM読了コメントRSSで興味。
    かなり表亜bんが良いらしい。

  • 面白かった。
    以前、CMか雑誌でアニメの存在は知っていたが見ていない事を悔やんでしまったぐらいだ。
    [more]
    作戦途中のシャルルとファナの葛藤も丁寧に書かれていて、物語へ没入できてよかった。
    また、水上偵察機での戦闘は艦隊輪形陣からの脱出戦闘、機体性能の上回る相手との空中格闘戦は手に汗握る良い戦闘だった。戦闘機とその空中戦については半端な知識しか無い自分には十分に楽しめる内容だった。
    そしてエピローグで書かれた後年のファナの活躍を見る限り、この作戦でシャルルとの思い出が東西両国への友好を目指す決意へとなった事が伺えて良かった。
    いつか、アニメも見たいなぁ

  • ライトノベル

  • 大半を占める飛行、戦闘シーンは、臨場感はとてもあるけれど冗長にも感じられて、集中が度々途切れた。でも続編は読まないかなという印象は、終盤で覆った。急に生き生きと色付いたみたいで軽くぞくぞくした。爽やかな読後感で、終盤を読んだ上で表紙を見ると感慨深い。アリソンシリーズや、何となくラピュタも連想した。

  • 視点移動がめちゃくちゃ、数行単位で変わっていく、わざとなら無意味だし無意識なら下手、ただ他の文章は悪くない、萌えはあざとさを感じる

  • いろんなところで称賛されていたので、タイトルはだいぶ前から知っていた作品。読むのは初めて。かなり期待して読み始めたんだけど…ちょっとハードル上げすぎちゃったかな?私にはあまりハマらなかった。
    まずストーリーがテンプレすぎる。いや、テンプレなのは悪いことじゃないんだけど、どうやってその型に持っていくかが重要なわけで、、あまりにも一直線すぎて心に響くものがなかった。淡々とした、少し固めの文体や、激しい空戦の描写の中でラブストーリーが展開するという構図は良かった。
    あとは個人的にもっと暗めの結末が好みだな、とか、そもそも恋愛小説が少し苦手だ、とか、いろいろとあるけど、いわゆる"ラノベ"のレベルを考えると、質は高めな作品だと思う。

  • 戦時下のローマの休日という感じ。
    なので、結末も予定調和的なものだけど、十二分に楽しめた。ただイラストにちょっと違和感があったかな、私は。

  • ☆4.3
    シャルルとファナの冒険譚。一期一会というか、その時だけの飛行。
    飛行機の仕組みとか詳しくないけど、自分も一緒に飛んでいるような気持ちになった。追われるときは、撃ち落とされるんじゃないかと・・・!もうだめかと思った。生まれも立場も違う二人が、その人生の中で、ほんの一瞬交わっただけ。ほんのひと時一緒にいただけ。そういってしまえばおしまいなんだけど、、、うまく伝えられないからとにかく読んでほしい。



    内容紹介

    「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。
    次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
    ...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!
    蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。

  • 数少ないライトノベル読了経験の一つ。もとは映画がきになっていたのだが観に行く時間がなかったので原作を読んだ、という経緯がある。いわゆる王道なストーリーで、起伏や物語の作り込みには不満を抱く人もいると思うが、完全に「自分はこういう王道のコテコテな話が結構好きなんだな」と気づかせてくれた。文章の難易度、想像力が必要な閾的にも、小中学生くらいの方が物語/本に触れるきっかけとかにいいのではと思う(もちろん大人も楽しめる)。

  • 映画のポスターに惹かれ、好評なレビューも手伝って読んでみたけど、感動ポイントが少なく読み終わってしまった。
    たぶん挿絵と自分のキャライメージが合わず感情移入できなかったのが大きい。
    文章だけ読むともっと大人同士の話と勝手にイメージしていたからかな。

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著者プロフィール

1971年生まれ。小説家。代表作に、「とある飛空士」シリーズ、『レヴィアタンの恋人』(ともにガガガ文庫)などがある。

「2014年 『サクラコ・アトミカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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