- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094511802
感想・レビュー・書評
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冒頭のカールとエリックのやり取りが非常によい。
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4.5。
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ご都合主義的な展開かと思いきや・・・最後は卑怯だと思う。
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「戦争で殺しすぎたトップエースは、龍との競争を目標に抱くことで人生を取り戻したが、また大切な物を守るために戦場の空に赴き、最後に全ての生きる意味を達成する」と、おおざっぱにまとめるとこのような。
主人公カールの生き方、悩み、そしてその解決はそれはそれで熱くて良いのですが、あえて王道を行ったような感じで、
本当に熱いのはそのガジェット。
レースで決闘する竜。
最初のジェット機にして最初の超音速航空機の開発。
奇天烈飛空母艦。空中補給。
2次大戦機の無茶な夢です。
そして最後は主人公の思いを継いだ少年が、最初の宇宙飛行士になるとか、すげぇ趣味です。
本当に、格好良い話でした。
ちなみにこれ、飛行機で移動中に読んでました。
エンジン音がBGMはできすぎです。 -
まあ虚淵らしいというか。
カールは着実に立ててたフラグ通りになったという感じ。
ヘレンのことを考えるといくら殴っても足りないと思うけど、命を捨ててでも空の果てへ行きたいという気持ちも分からなくもないというか。
彼を失ってからの15年、龍と向き合うことでへレンは何を見出したのか。
その辺りもちょっと知りたかったかな。