俺が生きる意味 / 2 放課後のリゾルト (ガガガ文庫 あ 9-3)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094514049

作品紹介・あらすじ

悲惨な世界に活路は存在しないのか!?

平穏な日常は唐突に崩壊した。
生徒たちは突如として出現した見えない壁によって、“人喰いの化け物”が徘徊する学校に隔離されてしまった。いつ殺されてもおかしくない状況
でも、彼らは生き残るために団結し行動する。そして生まれた結束、安心感、友情、愛情。それぞれの想いが交錯する。
だが、それを嘲笑うかのように化け物たちは圧倒的な恐怖を振りかざし、微かな希望さえも打ち砕く。
しかし、ひとり、またひとり、と仲間が殺されていく状況下であっても、彼らはそれぞれの『大切な人』を守るため、化け物たちに対し攻勢を仕掛
ける。それが、自分たちの死期を早める行動になるとは、誰も気づいていなかった――。

化け物vs生徒、生徒vs生徒のバトルロイヤル。人類が生態ピラミッドの頂点から転がり落ち、生存を懸け戦う愛想交えたパニックホラー。

二か月連続刊行となる第二巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 2巻というより1巻に対する下巻なので感想は同じく
    ガガガ文庫らしい男子高校生向けライトノベル
    生物学とかのうんちくや「師匠のおことば」
    そしてゲーム的な話の構成展開と
    狭いところにちょくげきなつくり
    作者の読者をあおる姿勢もおもむきぶかい
    ただもう少しヒロインズの穏当それとない媚が必要ではなかろうか

  • こんなにもキャラを、、、容赦なさ過ぎ。
    なんて心配すれど、1巻に続いての展開はなかなかアイディアいっぱいでグイグイ引きこまれました。そしてあまりの展開に忘れがちな、最初のあたりのアレやらアレについての回収もちゃんとある。けど、まだ謎のまま、終わったようで、でもまだ終わりじゃない。。。

  • ものすごい衝撃を受けた本作。
    一応片方は予想できていたのだけどまさかこっちもやってくるとは……。
    2巻序盤から入ってきた能力者描写は好きです!普通のパニックホラーなら映画みてればいいかなぁと思うのでラノベっぽくて◎
    (ネタバレ↓)
    ラスト後元の場所に戻ったときは、まさか平行世界で皆試練にあってた!?なんて淡い期待をしたけれどもそんなことはなかったwwねねねちゃん好きになってただけに消沈。
    今作を読んで思い出したのはアライブ(漫画)けど能力を得るという点が同じなだけで後は違いますけどね。
    絶望溢れる展開もよければ、化け物もがちで怖い!キャラクターもいいキャラがちらほらいました。個人的なは操先輩とキモべですっけ?の関係性とキャラ付けが良かったです。ねねねに関してはヒロイン臭いのにちょっと薄いなぁ……と思っていたので死んでしまって納得。あとがきによれば次巻から主要人物登場ということなので楽しみにしています。

  • 色々感想はあるが、クライマックスのイラストの迫力にやられた。あれで評価完全に覆ったわ。これまで読んだラノベでも、ベスト3には入る迫力だった。イラストを活かすための演出も良かったしね。

    それにしても青髪ショートの女の子の名前は「さやか」ですかそうですか。もうすっかり不幸の代名詞だな。

  • 序盤、一巻に比べ二巻はいきなり厨二臭くなったなって思い、これは失敗したかな?何て思ったけどページを進みるにつれて予想外の展開が何度もあり、やってくれたなこの作者は、とか思いました。今後もこんな感じの作品を書いてる欲しいです。
    しかしヒロインにあんなことさせるなんて流石ガガガの作品は尖ってるなぁ

  • ご都合主義が目立ったせいもあるけど、1巻と比べると面白さが落ちたように感じた。あと、謎が多すぎ。

  •  たまげたなぁ。極限状態をここまでちゃんと描くとは思わなかった。
     個人的に好きな行為が出てきたのも良かった。媒体の関係でそれは血迷った行動であり、制裁される行為として描かれ描写も淡白(「異形の花々」の草加虐殺シーン並み)だったけれど。それでもようやったわ。
     ネタバレになるが、斗和の親しい人も容赦なく殺されていく。その絶望感が凄かったね。リーダビリティがある。
     異能が強いんじゃあない。勇気! 覚悟! それが道を切り開く! というなんだかネタだけパロってるんじゃあないジョジョっぽさを感じた。「だが断る」の使い方は間違ってると思うが(そういう人は多いので意図的にそうしたとか?)。
     青葉が最近のラノベに一人はいるようなオタクヒロインだと判明するのだが、そのあたりラブコメラノベ的なものをパニックホラーの箸休めに使っていると感じた。正直、そういう要素もないと「う」で始まり「りあげ」に終わるものに影響するよね。。。
     読み終わってみるとそのオタバレに悪意を感じた。
     青葉ヤンデレかー、極限状態の時、身内にヤンデレがいると……と思ったらすげぇことになってましたね。
     なんでや! ロイ子関係ないやろ!
    最後の敵の倒し方が悪夢的な伏線だと思ったのは生物知識が自分にないからか。寄生虫を食べるってヤバいよな? 結構、自然界に経口摂取で感染するやつらいるし。噛み殺す、食い殺すってのはまずいんじゃあないの? まぁ、倒したってことになってたからちゃんと殺せたのかな? あー、でも伏線のような気もする-、うわー。
     面白かった。

  • 序盤は1巻で止めりゃよかったって思うくらいの別作品。
    なんでこんな厨ニ展開になったのか。

    今巻は前巻に比べると個人的にマイナス要素が多かった。
    ありえ得ない状況での雑談やら、
    テンポ悪くする回想挿入やら。

    だけどラストの持って行き方で晩回。
    「ああ、こいつそうかな?」
    って前巻序盤で思ってたのにすっかり忘れてた。
    あと、この作品の世界観が現代日本じゃないのも忘れてたw

    不満点も多かったけど、最終的には良い衝撃作。
    まだ続く…つーか、このシリーズの主要キャラ投稿は
    次々巻だとか…w
    それまで続けられるとイイネ。
    うりあげ様次第デスネ…

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