友人キャラは大変ですか? (3) (ガガガ文庫 た 7-3)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094516968

作品紹介・あらすじ

その結婚、待った!!

俺の名は小林一郎。本物の主人公・火乃森龍牙の親友だ。

【第二部】終了後、唐突に持ち上がった蒼ヶ崎さんの縁談。

相手の名は、月見里(やまなし)朝雄(あさお)――通称「アーサー王」。央明高校の現生徒会長にして、巨大な剣術道場の跡取りらしい。
たいそうな設定だが、こっちは世界を救うメインキャラ、それもヒロイン三巨頭の筆頭・蒼ヶ崎怜である。釣り合わないにもほどがある。
だというのにこの野郎、

「いいかい怜、道場経営とはビジネスなんだ」「今のままでは、蒼ヶ崎道場に未来はない。」「女だてらに今より強くなってどうする?」

ゲストキャラのくせに調子こきやがって……メインキャラへの無礼千万、お天道さんが許してもこの小林一郎が許さねぇ!
当然のごとく結婚阻止に動く俺たちだったが、道場vs道場のごたごたに巻きこまれることになり――?
サブストーリーは突然に、大人気助演ラブコメ第3弾!

感想・レビュー・書評

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  •  ヒロイン勢筆頭の斬舞の剣士・蒼ヶ崎怜への縁談を主題にした三巻である。
     メインエピソードとしてはバトル物語ではトーナメントと並んで定番な対抗戦が描かれ、キャラ増やし過ぎで頭を抱えている作者氏はさらにサブヒロインキャラを追加するという恐ろしい所業を行っておられる模様。

     相変わらずのコミカルさで物語はテンポよく進んでいるが、個人的に気になるのは対抗戦におけるギャグの挟み方。
     これは先のシリーズ(ニンドラ)でも気になった点だが、試合のような形式の戦いにギャグ的な要素を挟んで決着に影響させる傾向が伊達さんにはある。
     あくまで寄り道ならともかく、どうも真剣勝負として物語を読んでいるとモニャる部分がある。バトルメインのシーンでは、ギャグはあくまで添え物が望ましく思えるのだ。

     というわけで、その辺を加味して星四つ相当と評価している。
     物語のテンポ感やコメディとしての質などは変わらず高いが、バトル物としての側面を評価しての評点としてはこうなる次第である。

  • 今回もおもろかった。
    裏切るんは亀やと思ってたんやけど、ちゃうねんな。

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